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2017年9月24日日曜日

100均フルーツ皿で水草!:セキショウモを鉢で栽培してみる!

100均のフルーツ皿に水草を植えてみた

(2024/8/4 修正)

今回は、セキショウモを鉢植えにしていきたいと思います。



水草は薬剤で洗浄するべし


何はともあれ梱包を剥がす

話は、チャームからの小包が届いたところからスタートします。

まずは段ボールや透明なケースを除去。
すると、梱包用紙に包まれている水草が姿を現します。

わたしは、紙を取り外すと乾燥し、痛む【ような気がする】ので、作業は一旦ここでストップするようにしています。
(もし、全て剥がしてしまったのなら、飼育水に浸けておけば大丈夫。)

もちろん、表面が乾く程度なら、耐えてくれることもあります。
しかし、初対面ではそのあたりのノウハウががさっぱりありません。
実際に栽培してみて特徴を掴みとれるまでは、なるべく丁寧に扱うよう心掛けています。

いったん開封をやめ、道具に奔走することに。

チャームさんから届いたばかりの水草パックを開封した状態
紙が濡れているので水草の乾燥を防いでくれる




水草を薬剤で洗浄しないと大変なことに

――さぁ、水草を洗浄するために、水やらバケツを準備しました。

ここからは、開封の儀を執り行います。
格好よく言ってみましたが、包まれている紙を取り外し検疫と洗浄していきます。

まず、葉の表裏や茎などの隅々までチェックし、プラナリアやスネールの類が付着していないかを検疫します。

どのようなお店で購入しても、少なからずスネールがいる可能性はありますので、

つぶさに観察した後、薬剤を利用するのがベストです。
(その用法は割愛)

かく言うわたしは、別の水草に付着していたカワコザラガイに大いに悩まされたことがあります。

”水草その前に”などを活用しましょう!

中にはとても元気で美しい状態のセキショウモが!
紙を外すとセキショウモが・・・

次いでよく洗浄し薬剤を落とした後、水を汲み替えます。そこへメネデールを1000倍希釈になるように調製し、吸わせておきます。
別にしなくても構いません。

わたしの学生時代から続くおまじないです。

水草を植栽する前にメネデールを吸わせている
洗浄したのちメネデールをいて、次の作業に移る


水草鉢植えにセキショウモを植える



道具一覧

・ソイル
・固形肥料
・100均フルーツ皿
・ ピンセット
・ 飼育水

今回利用した道具一式



植え付ける鉢を準備する

まず、肥料を投入します。
わたしはイニシャルスティックを使用していまが、どのようなものにしろ入れすぎには留意するです。

とりわけ、ロタラなどカリウム過多の症状が出やすい物は慎重に施肥しましょう。

まずは元肥としてイニシャルスティックを投入!

次にソイルを入れます。
今回使用したのは、プラチナソイルのスーパーパウダーです。

粒が大きいものを利用したほうが、諸所のトラブルを回避しやすいように思えます。

元肥の上からプラチナソイルスーパーパウダーをかぶせる

次いで、飼育水を入れヒタヒタにします。
まるで水田です。

水でひたひたにして水田状態にしておくと植栽も簡単です。
ピンボケでごめんなさい・・・!

ソイル粒が水中で自由に動くので、植栽時に簡単に植え付けできます。
また、根の乾燥も防げますから、一石二鳥です。

さて、”鉢”の準備が整いましたので、次は実際に植えていきましょう!。



ピンセットで植栽 !

ではセキショウモを植えていきます。
やり方は極めて簡単。
水槽内と同じように、目の前のフルーツ皿に植えるだけです。

ピンセットで水草の根元をもって、ソイルに押し込む。たったのそれだけです。
もちろん、植えただけですから抜けてしまう事が多々あります。基本通り、斜めに差し込み、真上へ抜きましょう。
なお、わたしはものぐさなので、水草のオモリを利用しています。

しかし、セキショウモのような単子葉類にはオモリの利用はお勧めできません。

なぜなら……
(次パートへ続く)



オモリを利用するときの注意点

そのような水草は、根本付近から新芽やストロンを展開します。

これらは生長や株を作る生命活動の中心であるため、手厚く保護するべきです。

今回のオモリを巻き付けたことで、セキショウモの生長は非常に鈍い物でした。が、取り外した植え直したところ、無事子株を量産しはじめました。こんなことも良くある話なので、オモリを取りつける箇所には要注意です。


既にカットされ生長の見込みがないストロンに取り付けるというワザもあります。


さて、ここから一般的な注意となります。
わたしは、スドーの「水草ソフトおもり」という商品を利用しています。
こちらのパッケージ裏側に、はっきりと「鉛板」 と記されています。
また、

「当製品使用における生体の損害については保障の限りではありません。ご了承ください」

と、ただならぬことが書いてあります。
重金属を無害化してくれる作用(ホントか?)を併せ持つカルキ抜き使っているため、いままで生体が鉛中毒になったことはありません。

しかし、やはり鉛が含まれていますから、それらに極端に弱い生き物がいる時には、なるべく控えるべきでしょう。



水槽にゆっくり戻してできあがり

最後に、この鉢植えを水槽に戻していきます。

下の写真は植え終わったセキショウモ。地上ではグンニャリとしています。
これを戻すと……

セキショウモ植栽後の鉢植え。この後水槽に投入する。
水槽に入れると細長い美しい姿になります

細長い美しい姿になりました。

水中に沈めたセキショウモの鉢植え
(水中に戻したセキショウモ)

この時、…

ソイルが舞わないよう
水草が抜けないよう

ゆっくりと水槽に戻しましょう。
というわけで、これで鉢植えは完成です!

今回はここまで。
長文読んでいただき、ありがとうございました。



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