PCパーツから自作冷却ファンを作ってみる
(2024/11/26 編纂・修正)
今回は、水槽用冷却ファンをPCファンで自作したいと思います。つまり、前回のリベンジとなります。
なお、今回登場する物品は全て自費で購入したものです。
注意
まずは、注意事項を記しておきます。必ず自己の責任もとで自作し、利用しましょう。また、電気器具を利用するため、一歩間違えれば感電や漏電、火災の可能性があります。これらのリスクを知った上で作業にあたってください。当サイトを参考にして事故が発生しても一切の責任は負いません。
たかだか直流5V、12Vではありますが、今回は注意文が少々物々しくなっております。これは水槽の冷却ファンとして利用していたクリップ扇風機が故障し異常加熱していたという、わたしのヒヤリとした経験があるからです。
電気を侮ってはいけません!!
自作の道具
冒頭でも述べた通り、前回自作しようとして失敗しています。その原因は、DC12Vで動くファンを、DC5Vで動かそうとしたためです(DC=直流)。ファン自体は動いたのですが、電圧が弱いため回転数が上がらず風量もなく、冷却効果は低いものとなってしまいました。そのため、今回は昇圧機能を持つ変換ケーブルを使うことにしました。まずは自作するにあたって使用した物品や工具の一覧から。
・PCファン
・USB電源アダプタ
・USB変換ケーブル(昇圧装置付き)
・目玉クリップ
以下、注釈が必要ないくつかの物品について述べていきたいと思います。
ファンは以前自作したものより流用しました。owltech製のもので、サイズは60mm、厚さは20mm、お値段約700円といったものです。このファンを選んだのは、小さくても厚みがあり、結構な風量を期待できたからです。また、owltech製なのでハズレはないだろうという保険もあります。前回の自作時はDC12Vを用意できず、全開で回せませんでしたが、今回は存分に力を発揮してもらうことにしました。
変換ケーブルはリベンジのために新たに購入したパーツで、両端にUSBとPWM4ピン/3ピンがあり、電圧をDC5VからDC12Vに昇圧してくれる機能も内蔵しているものを利用しました。さらに、今回のケーブルの途中にファンコントローラーがついており、回転数を下げさらなる静音化をもくろんでいます。ただし、至れり尽くせりな商品ですが、これだけで200円也。コストを押し上げる要因となってしまいました。今回のキーとなるアイテムです。
自作の手順
それでは、冷却ファンを自作していきましょう。まず、目玉クリップをファンに止めます。こちらは、ライトに固定するためのものです。下の写真のように、目玉クリップの持ち手にある穴にネジを通し、ファンと固定します。
下の写真のように、USB電源アダプタとファン用USB変換ケーブルを接続します。
さらに、USB変換ケーブルとPCファンを接続します。接続時に、ピンが折れ曲がらないように注意しましょう!
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(ペリフェラル4ピンは今回未使用) |
最後に組んだPCファンをライトに固定し、USB電源アダプタをコンセントに接続すれば、出来上がりです。
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(ライトの表側) |
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(ライトの裏側) |
もし、冷却ファンを自動的にコントロールしたい場合には、コンセントとUSB電源アダプタの間に逆サーモを挟んでください。これがあるのとないのでは便利さが全く違います。
その使い心地は?
それでは、自作品のレビューをしていきましょう。
今回は小型のPCファンを利用したわけですが、プロペラ自体に厚みがあるものをチョイスしましたので、見かけによらず風量があります。そこから生まれる風切音はアクア専用品とまではいかないまでも、やや大きく残念なものとなってしまいました。が、そこで、ファンコントローラーの出番となります。回転数を70%程度にまで落とすと……、なんと就寝中でも気にならないほどに低減させることができるのです。おかげで、水温も安定し、無事ひと夏を乗り切ることができました。というわけで、今回は変換ケーブルがうまく機能したおかげで、成功したと言えそうです。
(追記)
さて、昨年自作したこの冷却ファンですが、いよいよ2シーズン目に突入しました。わたしの経験上、アクアリウム用冷却ファンはもって3シーズン、この冷却ファンは専用品ではないので、おそらく今年の夏に破損する予定(?)ですが、現状風量や駆動音ともに故障を感じさせることはありません。
……というようなことを書いていたら、ついに2シーズン目も無事に乗り越えることができました。最高気温も20℃程度になり始め、3シーズン目に向けて軽く清掃し、つい最近しまい込んだばかりです。
――結局、このファン自体は4シーズン目も使えました。さすがに、少しずつ音が大きくなってきたので交換する予定です。
というわけで、今回はここまで。長文読んでいただきありがとうございました。
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