【1】ピンチカットと差し戻しの違いとは?
どうもこんにちは。ごん太です。
前回からウォーターウィステリアの話が続いています。
前の記事では……
育て方や、栽培するための道具や水質。
さらに育成にあたっての注意点を述べました。
今回の記事では……
トリミングした経緯に触れつつも、ピンチカットと差し戻し、2つあるトリミング方法のメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。
また今回後半では……
ピンチカットの方法と、その後のウォーターウィステリアの生長について、写真や図で紹介していきたいと思います。
そんな2本立てで話を進めていきたいと思います。
それでは目次・サイト内リンクに続きまして、本文へと入っていきます。
なお、今回の記事も大変長い物となっています。お忙しい人は↓目次リンクよりジャンプしてくださいね。
(サイト内リンク:ピンチカット前編・後編)
- ウォーターウィステリアはどんな水草?どんな道具で栽培する?~ピンチカットでトリミングしてみた(前編)~
- 【トリミングどうする!?】ピンチカットと利点・欠点~ピンチカットでトリミングしてみた(後編)~→今ここ
ピンチカットした経緯
「差し戻し」でのトリミングは時間がかかる……
さて、ウォーターウィステリアが大きく生長したとき、わたしは普段差し戻しという方法で、トリミングをしています。
差し戻しについては、後で詳しく説明しますが……
茎の途中でカットし、切り離した茎頂側の茎下端を、ソイルに差し込むトリミング方法の1つです。
文にすると「なんのこっちゃ?」という感じですね。後で絵で詳しく説明しますので、そのまま進めてくださいな。
ピンチカットでトリミングすることにした理由
なぜ、今回急遽ピンチカットでのトリミングをしたかと言いますと、この差し戻しにはデメリットがあるからです。これも後で詳しく触れますが、端的に言えば……
差し戻しは、手数が多く面倒だからです。
なんとまぁ、我ながら安直な理由です(汗。
わたしは、7月と8月は何かとバタバタして忙しい。
時間を節約したい! 手数も減らしたい!!
そのようなワケで、今回はピンチカットにしたわけです。
次のパートでは、このトリミング方法と差し戻しの違いについて、説明していきたいと思います。
ピンチカットと差し戻しの違い
ピンチカットと差し戻し。その利用する部分の違い
さて、このパートではピンチカットと差し戻しの違いについて説明したいと思います。両者の何が違うのかと言いますと……、まず、下の図をご覧ください。
上の図の左側は差し戻し、右側はピンチカットを表しています。
差し戻しではカットした葉と茎の茎頂側を、ピンチカットでは根端側を利用します。
それらカットした物をどう利用するのか?
これは次のパートで順に、紹介していきたいと思います。
差し戻しの方法
まずは、差し戻しについてです。
カットした茎頂側を、↑の図のようにソイルへと差します。
すると……
数日後、切断された部分から発根して、1つの「株」となります。
結果的には……
カットした元の株に比べると、サイズを小さくできるわけです。
これが「差し戻し」というトリミング方法になります。
ピンチカットの方法
次いでピンチカットについて。
ピンチカットは、カットしソイルに埋まっている根端側を、そのままにしておきます。
すると……
切断された茎から新芽が出て、1つの「株」になります。
こちらも差し戻しと同じく……
株を小さくできる手技です。
そんなワケで、ざっくりと差し戻しとピンチカットの手技の違いを理解していただいた上で、話はそれぞれのメリットデメリットについてとなります。
差し戻しのメリットデメリット
差し戻しのメリットその1:株の調子が良いままに小さくできる
さて、植物は……
下の方の葉よりも、なるべく茎頂に近い葉が、調子が良くなる傾向を持っています。
なぜなら、多くの植物にとって背丈(草丈)というのは、他の競合相手に邪魔されず太陽の光を浴びるための生命線。それはすなわち、太陽光争奪競争の最前線でもあるからです。
そのため、植物は茎頂側の生長を優先し、茎頂には栄養が率先して送られることになります。
こういった現象を「頂芽優勢」といいます。
そんなわけなので、水草アクアにおいての「差し戻し」とは……
なるべくこの調子の良い部分を生かしつつ、サイズを短くするトリミング手段となります。
え!?
水草の根が無い状態でも元気がいいの!?
土台って……大切だよぉ?
なんて思う人もいるもしれません。
しかし、地上に生えている植物と違い、水槽の中は水分に困りません。差し戻しができる水草は、根が無くてもそれほど調子を落すことないのです。
本格的な生長は発根してからとなりますが、短くて数日長くて2週間まてば今まで通り生長し始めるでしょう。
そのため、
トリミング後の調子は、ピンチカットと比較してすごく良好です。
多くの水草は、導入時に差し戻しで植え付けるわけです。イメージするのは、そう難しい話ではないと思います。
なお、今回のネタであるウォーターウィステリアのような成長力が旺盛な植物の場合、2週間もあれば、再度トリミングが必要なサイズに戻ります。
また、そもそも植物の体のつくり上、どうしてもピンチカットができない水草もありますので、注意してください。
単子葉類や活着系水草、ランナーやストロンで増える物。さらにはロゼット型水草には、向かない物が多い傾向があります。良く調べてから差し戻ししましょう。
差し戻しのメリットその2:コケやすい下葉を落とせる
さらに、差し戻しのメリットとしては、コケ対策としての側面もあります。
先に述べた通り、水草(植物)では下葉より茎頂が優先されるので、
下葉は、どうしても調子が上がりません。
そのため葉は大きくとも弱々しくかったり、栄養不足の症状が出ていたりと、管理が難しく、ともすれば……
コケの絶好のターゲットになる部分でもあるのです。
そのような理由がありまして、下葉は茎頂部より、コケの温床になりやすくなります。
その下葉に対して、差し戻しは、株の上側(茎頂側)のみを利用するトリミング方法です。
コケやすい部分を、丸ごと水槽から撤去できる、
コケ対策に向いたトリミング方法というワケなんです。
おまけに、茎頂部は調子がよいため、コケに侵されづらく、生長も早いのです。
というわけで、生長の早い水草では、利用しやすいコケ対策となります。
差し戻しのデメリットその1:手間がかかる・時間がかかる
さて、この差し戻しのデメリットは? と言いますと、上で紹介した通り……
手数や手間、さらには時間がかかり、面倒だということです。
水草を茎の途中でカットし……
植えやすいように、余計な葉を切り落とすなど形を整え………
場合によっては、切り離された元の株の根を掘り出し…………
やっとこさ、植栽となります。
そんなわけで、手数と手間がかかるのです。
差し戻しのデメリットその2:時には掘り返されることも……
↑のように時間をかけ植栽しても、差し戻した株はしばらく根がありません。小型魚にいじくりまわされたりすると……
某「天空の城」のエンディングのごとく、ぷかぷかと水中浮いた水草を目にすることになります。
こうなってしまうと、浮いた物を再びソイルに差し戻ししますので、またまた時間を取られるわけです。
このように植栽後でも根付くまでは、水草が浮いてきてしまうため油断できません。
根づくまでの1週間は、何かと気にかけていないといけません。
場合によっては、小型魚との根気比べになることもあります。
――そうならないように、水草おもりを利用するのも1つの手だとは思います。しかし、重金属を敬遠している人には、易々とお勧めできません。――
そのため、なかなか頭の痛い問題となっています。
差し戻しのデメリットその3:差し戻しでは基本的に株は増やせない
また、差し戻しでは基本的に、株を増やせません。
というのは、多くの水草において、1株につき1茎頂部だからです。
そのため、株数を増やしたいなら、何らかの茎頂部を増やす方策が必要です。
水草の種類にもよりますが、ピンチカットを利用して、茎頂を増やすことになります。もしくはピンチカットと差し戻しの併用が必要となります。
一応、水草の種類によりますが、茎頂部ではない茎を差し戻しても、増やせたりもします。
しかし、その場合は生長と茎頂の展開には、とても時間がかかる場合が多く、成功する割合も低いのが難点です。
差し戻しのメリットデメリットをまとめると……
最後に、差し戻しのメリット・デメリットを、まとめてみたいと思います。
差し戻しは実施後の水草の調子が良く、コケ対策もできます。
しかし、その管理は少々面倒で、おまけに新しい株も増えません。
どちらかと言えば、綺麗な状態に維持するのに向いた方法だといえるでしょう。
ピンチカットのメリットデメリット
ピンチカットのメリットその1:水草を倍々ゲームで増やせる
さて、ピンチカットで茎頂をなくした水草は脇芽という茎頂に代わる部分を作り出します。そして、この部分が生長することで、再び伸び始めるのです。
この脇芽というのがポイントです。
いくつかの水草では、複数の箇所から脇芽を出すこともあります。
今回の記事にしているウォーターウィステリアのように、切断部された茎1か所から2つの脇芽を出す水草もあるわけです。
そして、完全に生長した物を差し戻しすると……、あら不思議、頂芽が1つの元通りの株にできるのです。
つまり、ピンチカットして、その株から脇芽が2つ出れば、
差し戻すことで、2株に増えるわけです。
さらに、数字のマジックは続きます。
最初にカットされた茎頂部を差し戻せば、計3株に増えたことになるのです!
つまり……
ピンチカットは水草を増やせるトリミング方法なのです!
(もちろん、差し戻しが面倒な時は、しないのもありですよ!!)
これを繰り返していけば、まるで倍々ゲームのように水草を増やすことも可能です。
なお、こちらも単子葉類や活着系、ロゼット型やストロンやランナーで増える水草には、適していないことが多いですので、注意してくださいね。
ピンチカットのメリットその2:脇芽で葉を密に、より美しく。
さらに、あえて複数の脇芽を出させ、その特徴を際立たせる方法としても、ピンチカットは利用できるのです。
例えば、ロタラのようにひょろっとした草姿をもつ水草は、葉の大きさや茎の長さよりも葉の密度が美しさに直結します。
そのため、ピンチカットして茎と葉の数を増やすことが大切です。
つまり、特定の種類の水草を、美しく管理する手技でもあるのです。
ピンチカットのメリットその3:ピンチカットは切る「だけ」なら簡単
おまけに、このピンチカット、ただ茎の途中でカットするだけでいいわけです。
差し戻しさえしなければ、その作業自体はすこぶる簡単です!!
……が、狙った形、自然な形になるようにカットするのは、大変難しいことです。
そのため、トリミングは数が増やせて、さらに葉の密度も増やせる、お手軽なピンチカットで決まり!
……と、簡単にははいかないのです。
ピンチカットのデメリットその1:草姿が乱れやすい
植物にもよりますが、複数の脇芽が生まれやすい点は、
言い返せば、草姿が崩れてしまうことを意味します。
ハイグロフィラなど、葉が大きな水草はそれが顕著に表れます。
例えば、ウォーターウィステリアなどは1つの株から複数の脇芽が出ると、逆三角形や円形な草姿になります。その姿からは雑然した印象が生まれやすく、管理が行き届いておらず野暮ったいイメージとなりやすいです。
(詳しくは、この記事の後半に写真で紹介していきます。)
トリミング後美しく生長する、差し戻しにはかないません。
ピンチカットのデメリットその2:生長が遅い
さらなるピンチカットのデメリットは……
トリミング後調子を崩し、成長速度が一時的に、ガクンと落ちやすいことです。
上でも述べましたが、水草が元気な部分は茎頂側です。
水草の下の方の葉は、コケていたり弱々しかったりと、あまり元気がない部分です。
そんな弱った部位「のみ」残るわけです。
それらは、コケが蔓延しやすい部分です。
もし、コケに侵されても、このトリミング後は成長速度が遅いため、すぐに差し戻しで取り除けません。
つまり、にっちもさっちもいかなくなります。
最悪、黒ヒゲ苔など手でも取れない苔の場合、木酢液やフィトンチッドなどの薬品類に、頼らざるを得なくなります。
つまりは……
一歩間違うと、あっという間にコケの波に飲まれます。
水草を増やすどこではなくなってしまいます。
多少なりとも、リスクのあるトリミング方法でもあります。
なお、差し戻し・ピンチカットに限らず、トリミングは植物の状態がいい時に行いましょう!
差し戻しなら最低でも茎頂部の色合いが良い状態で。
ピンチカットなら、根の近くの葉がコケにまみれてなかったり、根元付近から新芽が出ている時などに。
とにもかくにも、植物の都合優先で、トリミングしましょう!!
ピンチカットのメリットデメリットをまとめると……
メリットデメリットをまとめておきたいと思います。
簡単なトリミング方法です。水草を増やせるチャンスもあります。
しかし、調子を崩しやすい方法です。
結局どっちのトリミング方法をするべきか?(迷ったら両方で!!)
迷ったら、両方やっておくべきでしょう。
つまり、差し戻しでもピンチカットでも問題ない位置でカットし……
茎頂側は差し戻して生長させ……
根端側は脇芽が出てくるまで待つという方法が良いでしょう。
ピンチカットにしろ差し戻しにしろ、トリミングによるダメージは必ずあります。
そのため、多少なりとも調子が落ちることになります。
普段からコケを抑制しつつも、水草が元気に育てる環境を整えることが成功への近道だといえそうです。
そんなわけで、次の章より実際のピンチカットの方法とその後の生長について、話をしていきたいと思います。
【2】ピンチカットの方法とその後の生長について
この章は……
ウォーターウィステリアをピンチカットする方法について。
ピンチカット後の脇芽の伸び方について。
↑この2つを簡単な図で、紹介していきたいと思います。
ピンチカットの方法・道具
ピンチカット自体の方法はすごく簡単で、伸びきった水草の茎の途中で切断するだけです。
トリミングされた根端側のみ水槽に残しておくと、茎頂を失った植物は自然と脇芽を作り出します。結果、水草をもとの姿に戻せるのです。
というわけで、ピンチカットの方法を記していきます。
(トリミング前のウィステリアのイメージ) |
まずはトリミング後のサイズを考える
生長した水草の高さを考えます。
人に寄りますが、最初のうちは、生長を見込んで「トリミング直前のサイズ」より少し短めにカットするといいでしょう。
さすがに、長すぎ・短すぎではいけませんが、
切りすぎれば「いじける」こともあります。
短すぎるよりは長すぎる方がリスクはすくないでしょう。
周りの風景と自然に溶け込むように、計画を練って作業していきましょう。
ハサミで茎をカットする
ハサミでカットします。
ハサミは切れ味が良ければ、なんでも構いません。
カットする部位は……
茎から葉が出ている部分を「節」というのですが、節から少し上でカット!
それが、一般的なピンチカットの方法となります。
また、上でも記しましたが……
また、この時、トリミングが深くなりすぎないように注意しましょう!
ピンチカット後の水草は調子を落としがちになります。
この時、深めにカットしコケに侵された痛んだ下葉のみ残してしまうと……
さらに調子を崩してしまい、どうにもこうにも生長できなくなる=いじけることがあります。
もし、深めにカットしてしまったのなら、茎頂側に十分な長さがあるはずです。保険として差し戻しておきましょう。
余計な出費を防ぐ、常套手段です。
カットされ分離した水草を回収する
最後にカットされて水中もしくは水面を漂っている、茎頂側の切れ端を回収します。
このトリミングの切れ端は、そのまま捨てても良いですし……
綺麗に整えてから、ソイルに差し戻しをしてもいいです。
慣れないうちは、失敗に備えて保険として差し戻しておきましょう。
ピンチカットはセンスの差がでやすい?
そんなこんなで、ピンチカットして2週間後のウォーターウィステリアがこちらになります。
なお、直後の写真は、あまりにも無残な姿だったのでありません。
(ピンチカット2週間後のウォーターウィステリア) |
ウォーターウィステリアは1株でも大きく存在感のある水草ですから、今回は株全体が自然な感じの円形(球)になるようにピンチカットしてみましたが……
なかなかチンチクリンな感じに育っています。。。
実は、わたしはトリミングのセンスがまったくありません。
そして、これは今分かったことではありません。
過去に造園を学んでいた時期があります。
ある時生け垣をトリミングしていたのですが、剪定するとなぜか直線になるはずが、ミミズが這うように曲がっており……、あれよあれよという間に、グワングワンした生け垣ができてしまいました。
その時気が付いたのは、
やはりトリミング(剪定)というのは、センスがないと美しくできあがらないということです。
もちろん、ああしたい! こうしたい! という希望や計画もあるでしょう。
でもそれを実現するためにはセンスがいるのです。
絵を描くにもセンスがいるでしょ?
誰でも筆は持てます。
誰でも筆で描けます。
でも、綺麗な絵が描けることと、
筆が使えることは、別のことです。
それと同じように苅込鋏や剪定鋏、さらには水草用トリミンシザーで、可憐にかつ自然に、さらに言えば味があるように。
そうカットするにもセンスがいるのです。
なお、自然な生長する差し戻しは、ピンチカット程センスの差は出ません。
ピンチカット後の生長について
最後にこのパートでは、
ピンチカット後、どのようにして水草が元の姿に戻っていくか?
簡単な水草の模式図で示しながら、説明していきたいと思います。
ピンチカットの生長過程図その1:まずはピンチカット
この水草を下のような感じに、節の少し上でピンチカット!
ピンチカット後の出来上がりは、下のようになります。
茎頂部が無くなり、ちょっと味気ない姿となります。
ピンチカットの生長過程図その2:ピンチカット1週間後脇芽が出る
しかし、↑の状態から1週間ほど経過すると……
このように茎を切断した部分に、葉2枚で1組の脇芽が2つできます。
(ウォーターウィステリアの場合)
脇芽は茎頂分裂組織を持っています。
トリミングでカットされた茎頂に代わり、この脇芽がおおよそ垂直方向に生長し、伸びていくことになります。
ピンチカットの生長過程図その3:ピンチカット2~4週間後
脇芽がさらに生長すると下の図のようになります。
切断部付近の茎はもう伸びません。痕跡が残りつつも、茎が脇芽でY字になるように分岐します。
なお、見やすくするため脇芽は均等に左右に分かれていますが、必ずこのようになるとは限りません。
上下別々に、脇芽が出てくることもあります。
さらにこのまま脇芽が伸びると……
葉の大きさも元のサイズに戻りはじめて……
どこで、どのように、トリミングしたのか?
だんだんと、わかりづらくなってきます。
こうなってくると、そのサイズは元のサイズとほぼ同じになりつつあり、1~2週間後再度トリミングする必要が出てきます。
以上のような感じで、トリミング後の水草は生長していきます。
しかし……
差し戻しと比較してその生長は遅いです。
コケに侵略されないように、じっくりと生長させたいものです。
最後に、ピンチカットされた現在のウォーターウィステリアを、さらりと紹介して今回のネタはおしまいです。
現在のウォーターウィステリア
その現在の姿が、下の写真となります。
(ピンチカットから1か月経ったウォーターウィステリア) |
この章中ほどで紹介した写真より、だいぶ生長しました。
そのおかげで、草姿の収取が付かなくなりつつあります。
ウォーターウィステリアの脇芽は、カットされた茎頂と違って光を求めて斜めに伸びます。
そのため、円錐形だった草姿が、どんどん球形になっていくようです。
成長速度はさすがのハイグロフィラ。
あと、1週間たったらトリミングしないといけませんね。(汗
我が家では、ウォーターウィステリアがトリミングが必要になるまでの期間は……
差し戻し = 2~3週間
ピンチカット = 4~5週間
やっぱり、ピンチカットの方が生長は遅いのです。
というわけで、これにてウォーターウィステリアとトリミングネタはおしまい!
長文読んでいただき、ありがとうございました!
(更新:2022/5/16)
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