水はねストッパーの作り方
どうも、こんにちは。ごん太です。
さて、前回は・・・
今回作成する水はねストッパーを作ることになった経緯
について紹介しました。
今回はそんな前回の続き・・・
100均のプラケースを利用して、エアレーションの水はねをガードするものを自作してたのでその手順や様子を写真で紹介したいと思います。
まずはお約束な注意事項から。
!注意事項!
工作を紹介するにあたっての注意事項を記しておきます。
まず・・・
DIYとその制作物の利用は必ず自己の責任において行ってください。
さらに、
今回のDIYも刃物を利用しますので手袋付け作業してくださいね!
なお、今回DIYで作成したものは構造上100%水飛沫をガードできるものではありません。
水しぶきが当たっただけで割れてしまうような電球や、故障してしまうデリケートな電子機器を利用している水槽には、回の水飛沫ストッパーを使わないでください。
また、プラスチック素材ゆえに強烈な熱にあてられると溶けてしまうことが考えられますので、パワフルなライトを利用している方は十分注意してご利用ください。
材料
今回自作で利用する材料の一覧です。
・100均ケース
・エアチューブ用吸盤
・結束バンド
それぞれ簡単に紹介しておきます。
100均ケース
まずは、今回はこんな立方体な100均ケースを加工して水はねストッパーを作ります。
このケースを選んだ理由は透明で綺麗だからです。
水飛沫をライトの前方で防ぐわけですから、なるべくライトの光を通す素材が良いわけです。
そうでないと、影ができてしまい水草の光合成を邪魔してしまいますからね。
逆に言えば、透明で板状の素材ならば何でもいいと思います。
エアチューブ用吸盤
エアチューブ用吸盤については、今回は100均のものではなくニッソーさんのものがたまたま余っていたので利用します。
基本的にはどんな吸盤でもいいのですが、、、
結束バンドで無理やり取り100ケースに取り付けますから、吸盤事態に「エアチューブを通すための穴」が開いているものがよさそうです。
結束バンド
吸盤と100均プラケースを固定するのが結束バンドです。
こちらもダイソーで販売されていたものです。
今回は一番細いものを購入し利用しました。
道具
今回利用した加工するための道具です。
・のこぎり刃のカッター
・紙やすり#400程度
・電動ドリル
こちらもそれぞれ紹介したいと思います。
のこぎり刃カッター
今回はがっつりとプラスチック切断するために、こののこぎり刃のカッターを利用しました。
こちらダイソーで100円で販売されていたもので、
カッターのように刃の長さが変えられるので、小いさく細かいところまで刃が入っ行き便利です。
しかし、今回加工したプラスチックケースが固すぎたのか?厚すぎたのか?ごん太が不器用すぎたのかは定かではありませんが・・・
切断面が曲がってしまったり、刃がプラの隙間に挟まれて引けなくなったりと、、、
その扱いには思った以上にコツがいるかもしれません。
紙やすり#400程度
さらに、毎度おなじみ紙やすりも今回は利用しました。
今回もプラモデル用のタミヤ製の#400のサンドペーパーです。
100均にも紙やすりは売っていますので、最近はわざわざプラモ屋やホームセンターに行かなくてもよさそうです。
なお、今回はサンドペーパーを切断面のバリ落としと修正に利用しました。
電動ドリル
そして最後に電動ドリル。
プラスチックケースに直径3mmの穴を開けるのに利用しました。
今回穴をあける数は2か所だけですから、電動がなければピンバイス(ハンドドリル)でも十分代用できるかと思います。
というわけで、材料・道具の紹介が終わったので、作成している様子を紹介していきたいと思います。
作成
順を追って、DIYの一部始終を写真で紹介します。
下書き
なにはともあれまずは下書き。
今回はマジックで下書きし、その後水性うすめ液で消しました。 なるべくなら水や消しゴムで消えるものが良いでしょう。 |
今回は5つある面のうち3つを切り取りますので、間違えないよう切断する箇所を簡単に下書きしておきます。
もしくは、残す面に印をつけておくのもいいでしょう。
今回は隣り合う2面を残すので、その面に印をつけておいてもいいでしょう。
100均ケースを切断
下書きが終わったら、いよいよプラケを切断していきます。
切断するラインは8つ。面でいえば5面中3面を切り取り2面を残します。
今回利用したのこぎり刃のカッターでは1カット5分ぐらいかかりますから、吸盤の取り付けなどを含めトータルで1時間程度かかります。
まずは3か所に切れ込みを入れて1つ目の面を切り取ります。
しかし、、、
盛大に曲がっています!(汗)。
何とか1つめの面を切り取ることができましたが、、、
この曲がってしまった部分は汚く水景も悪化することこの上ないので、早くも計画変更!
当然下書きも変更となりました。。。(涙)
そんな感じで作業はすすみ、、、
さらに2か所に切れ込みを入れて2つ目の面を切り取りました。
切断面は多少歪んでいますが、最初よりはきれいに切断することができました。
なお、途中下書き方法も変わり、今度は「切るライン」ではなく「残す面」に〇マークを付けるようにしています。
次いで、3つ目の面を切り取り、、、
こんな感じのL字型の2つの面からなるパーツが出来上がりました。
当初はこれで出来上がりを予定していたので、、、
下書きの線を消し、紙やすりでバリをとり、改めて撮り直したのが次の写真になります。
しかし、水槽に仮設置してみると、思ったより見た目がよくない!
2つあるうち水平方向の面はいいのですが、垂直方向の面が気になるのです。
やはり水面付近でもプラスチックの板はそれなりの存在感を放ちます。
なので、垂直方向の面(片方の面どちらでもOK)を半分の長さでカット。
こんな感じのパーツが出来上がりました。
最後にこの短くなった面に吸盤をつけ、水面ギリギリのほぼ水上に設置したいと思います。
そうすれば、水はねストッパーを水上に設置でき、鑑賞中でも気が付きにくくなるというわけです。
エアチューブ用吸盤を取り付ける
というわけで、エアチューブを取り付けていきたいと思います。
まずは電動ドリルもしくはピンバイスで穴あけをしていきます。
今回は直径3mmの穴をあけましたが、結束バンドがギリギリ通るサイズでしたのでもう少し大きめの穴でも良いかもしれません。
次いで、結束バンドで吸盤を固定します。
ちょっと無理やりな方法かもしれませんが、このストッパー自体が水景に入り込むわけではありませんから、多少強引でもいいかもしれません。
最後に、バンドの余った部分を切り取れば出来上がり!
水槽に取り付け
それではエアレーションの水しぶきが上がる真上にこのストッパーを取り付たので、その写真を紹介していきたいと思います。
今回作成したストッパーを上から見るとこんな感じとなります。
水槽正面から見るとこんな感じです。
より大きな面積の蓋を作れば、より高い確率で水飛沫が飛び跳ねるを防ぐこともできるかと思います。
ただし、、、
バブルストッパーと違い密閉構造ではありませんから、予想外の位置に浮上したエアがはじけると、そこで生まれた水しぶきは完全に防ぐことができません。
なので、多少の余裕をもって、エアの量や板の大きさを決めることをお勧めしたいと思います。
なお、ストッパー使用中の水槽全景写真も撮ってみましたが、ほとんど映り込まなかったので、割愛させていただきます。
というわけで、水飛沫防止のストッパーの話はここまでです。
ただ、多少見た目が悪くていいのであればテトラスポンジフィルターを多少改造した物のを利用したほうが手軽かつ短時間で設置できます。
エアが見えない、パイプが目立つなどのデメリットもありますが、メンテナンス性がよく取り回しもいいので、2019年の夏はそちらばかり利用していました。
なお2020年の夏は悩んだ末、水槽の蓋に冷却ファン(PCファン)を取り付ける自作で夏対策・水しぶき対策をしています。
(更新:2020/7/27)
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