100均ボディスポンジからストレーナースポンジを自作してみた!
どうもこんにちは。ごん太です。
さて、前回は・・・
水作エイトのウールマットを100均スポンジで自作代用してみる!
そんなDIYなネタの紹介をしました。
今回は、前回の100均スポンジが余ってしまったので、、、
↓こんな感じ↓のストレーナースポンジを自作してみました!
(換水時に撮影したので汚れが舞っています。。。) |
実は↑このようなストレーナースポンジの自作というのは、アクアな諸先輩方がすでに実践されネットのにも結構載っている話なのですが、、、
せっかくごん太も自作したのでブログに載せておこう!というわけです。
というわけで今回は、、、
お値段100円で15分もあれば簡単にできてしまう、コスパのいいストレーナースポンジの自作方法の紹介です!。
なお、お忙しい人は↓目次リンクよりお好きなパートへとジャンプしてくださいね。
ストレーナースポンジを自作することになった経緯
いつも通りではありますが、話の経緯から紹介したいと思います。
ストレーナースポンジを利用する理由
ごん太はストレーナースポンジの愛用者です。
その理由は・・・
定期的にメンテナンスすれば物理ろ過強化になりますし、
そのメンテ自体もストレーナースポンジは水槽内部にあるからとっても簡単。
さらに、結果的ではありますが外部フィルターの詰まりも防ぐことができ、、、
おまけにに稚エビ吸い込み防止にもなる!。
正しく利用し正しくメンテナンスすればメリットだらけなアイテムです。
もちろん、ごん太も↑のような理由でストレーナースポンジを愛用しています。
なんだかんだ言ってP1フィルター
余談ですが、、、
ごん太はこの記事を書いている現在、テトラのP1フィルターを利用してます。
(2020/4/25現在、思いのほかこの自作ストレーナースポンジが便利でしたので、2本ある給水パイプ双方でこの自作品を利用しています。)
それは、、、
ごん太が初めて外部フィルターを購入した当時、それ用のストレーナースポンジといったらテトラのP1(もしくはP2)フィルターしかなかったからです。
ただ、一時エーハイム信仰が高まり、エーハイムのストレーナースポンジも利用したことがあるのですが、、、
エーハイム製のものでは稚エビを吸い込んでしまうので、結局は現在もテトラのP1フィルターを愛用しています。
P1フィルターは前の章で記した4つの条件を満たしていますし、さらに接続パーツも豊富です。
確かに古くからある商品ですから、
少々古臭くて野暮ったいところもあるかもしれません。。。
しかし、、、
なんだかんだ言っても、、、
古くからある商品なだけに一日の長があるのは確かです。
他のストレーナースポンジよりも少々お値段がするかもしれませんが、、、
外部フィルターのストレーナースポンジが欲しい!となったら、まずは、P1フィルターをごん太はお勧めします。
ストレーナースポンジのコケ駆除にはやっぱり木酢液でも、、、
で・・・
話はこのP1フィルターのメンテナンスについてです。
このP1フィルター、持っていない人は意外に思われるかもしれませんが、毎週のように清掃しても黒ヒゲ苔の温床になりやすい欠点があります。
これは素材がスポンジなため柔らかく多孔質であり黒ヒゲ苔が活着しやすいからでしょう。
おまけに、ストレーナースポンジは常時外部フィルター内部へと水が送り込まれている部分ですから、それなりの水流があります。
そして・・・黒ヒゲ苔は強い水流が大好き!
そんなわけなので、、、
P1フィルターは黒色なのでぱっと見ではわかりませんが、
目を離したすきにあっという間に黒ヒゲ天国となります。
ただ、当然ごん太もそんな黒ヒゲ苔の温床を黙って見過ごすわけにはいきません。
黒ヒゲ対策として1週間に1回木酢液でスプレーして駆除するのをルーティンとしています。。。
そんなルーティンで毎回駆除はしていますが、しかし木酢液とはいえ同じ駆除方法ばかりでは、だんだん黒ヒゲ苔も慣れてくる(?)ようで、駆除も追い付かなくなってきてしまいました。。。
メンテのためにP1フィルターの代用が欲しい!
そこで考えた次の一手が、、、
熱めのお湯に数秒間浸けて、その後よく乾燥させるという駆除方法。
いくら難攻不落の黒ヒゲ苔とは言えども、生物の大敵である熱と乾燥には耐えられまい・・・
そう考え実際の段取りをアレコレとちょっとしたメモにまとめ、あわよくばブログのネタにしよう!そんなことを企てていたわけなんです。。。
(この自作100均ストレーナースポンジが便利すぎて、結局全てのP1フィルがーが今回の自作品に置き換えることに。P1フィルターは大切に水槽外で保管してあるので、当然黒ヒゲは付かず、黒ヒゲ苔をお湯攻めにする写真撮影ができていません。結果、ネタを執筆できず、企画もろともお蔵入りしています。。。)
が・・・
乾燥させるということ、その期間ストレーナースポンジが水槽の外にあるわけです。
そうなると今度はストレーナースポンジが足らなくなるわけです。
じゃあP1フィルターの替えスポンジだけでも購入しよう!・・・となるのですが
それほど目が飛び出る値段でもないのですが、一時の代役で済ますには少々惜しい値段です。
そんなわけなので、、、、
前回のネタで利用して余ったこの100均ボディスポンジで・・・
ストレーナースポンジを自作してみることにしました。
というわけで、長い前置きがおわりいよいよ作成手順に入るわけですが、その前にいつものお約束「注意事項」です。
注意事項
自作ネタの毎度毎度な注意事項ではありますが、、、
まず、、、
自作と自作品の利用は必ず自己の責任において実施してください。
スポンジから生体にとってよからぬ成分が出ることもあるかもしれませんし、
スポンジの目が細かすぎてフィルターが目詰まりする可能性もあります。
工作から設置後の観察とメンテナンスまでが「自作の嗜み」です。
また、
工作の際は怪我をしないように軍手を利用するようにしてください。
水槽の管理者たるご自身の手を怪我してしまったら、誰が代わりに水替えをしてくれるのですか?
自分のため、魚のため、水槽のためにも怪我だけはしないようにしましょう。
道具
今回利用する道具はこちら↓。
・スポンジ(キャン★ドゥのお風呂コーナーで販売されていたもの)
・カッター
・定規
・カッティングマット
・ストレーナーカバー
ストレーナーカバー以外は100均でそろいます。
また今回、ストレーナーカバーはごん太が普段利用しているエーハイム製のものを利用しています。
詳しくは後述しますが、、、
必ずご自身の外部フィルターに適合したストレーナーカバーをご利用ください。
ストレーナーカバーが給水パイプに正しく接続されていないと、ストレーナースポンジが利用中に脱落し、稚エビや稚魚が外部フィルターに吸われてしまう危険性があります。
補足:今回の自作でストレーナーカバーを使う理由
今回自作するストレーナースポンジはストレーナーカバーを利用します。
先に説明した通り、、、
ごん太の外部フィルターはエーハイム製なので、エーハイム製のストレーナーカバーを利用することになりますが、、、、
現在ご利用中の外部フィルターとその給水パイプに適合したストレーナーカバーを利用してください。
というのは、若干自作のネタバレになりますが、、、
ストレーナーカバーの上から自作ストレーナースポンジをかぶせることで、様々なメリットが得られるからです。
そして、それはストレーナースポンジを安心して利用するためのキモでもあります。
そのメリットについては、↓で話していきたいと思います。
メリットその1:脱落防止
その理由の1つはストレーナースポンジ脱落防止です。
ある日突然ストレーナースポンジが外れ、エビや魚たちをを丸飲みに・・・
今回のDIYはフィルター給水部の自作ですからそんな危険性もあるわけです。
それを回避するためには、構造上給水パイプとキッチリガッチリ接続のできるパーツが必要です。
それがストレーナーカバーなわけです。
ストレーナーカバーは給水パイプとぴったりはまるわけですから、これにストレーナースポンジをぴったりとはめ込めば、ひとりでに外れるようなことはまず無いわけです。
また、
ストレーナースポンジだけ外れてしまってもその奥にはストレーナーカバーがあるわけですからパイプホース内が詰まらずに安心です。
たとえ稚エビ稚魚は無理だとしても、成魚が飲み込まれたり、給水パイプに生体や大きなゴミが引っ掛かりフィルターそのものが詰まってしまう、、、そんなある種最悪の事態も起きづらいわけです。
メリットその2:給水部の面積を広げる
もう1つの理由が給水部の面積を広げるため。
給水パイプのような水を吸う部分が極端に狭い箇所に直接ストレーナースポンジを取り付けると、ゴミが局所的にあつまり、結果的に詰まりやすくなります。
逆の例では、P1フィルターのように大きな給水部の面積があれば、、、
スポンジの1か所が詰まっての別の場所で給水を続けることができるわけですから、
フィルター全体としては詰まりづらくなるわけです。
で・・・多くのストレーナーカバーは給水部の面積を多少広げるため、格子でできたろう斗状になっています。
今回はこれの上からストレーナースポンジをはめ込み、給水部の面積を確保して詰まりづらくしよう!というわけです。
・・・
以上2つのメリットから今回ストレーナーカバーをまるっと利用することにしました。
というわけで、随分前置きが長くなってしまいまいが、次の章より作成方法の紹介となります。
作成方法
ざっくりと手順を説明すれば、、、
①カッターを利用してボディスポンジを加工整形し
②ストレーナーカバーが入るサイズの穴をあける
これが今回の加工の手順となります。
手順①:スポンジを好みのサイズにカットする
そんなわけで、ここから手順となります。
まずは、利用中のストレーナーカバーのサイズを定規などで測定します。
そして、ストレーナーカバーががおさまる直方体となるようにボディスポンジをカットしていきます。
なお、今回はエーハイムのストレーナーカバーをおさめるため、各辺が5cmの立方体となるようカッターで工作していきたいと思います。
余談になりますが、
スポンジをカッターで切断するときのコツは・・・
切断する箇所を定規で潰しながらカッターを入れていくことです。
そうすれば、ハサミを利用するよりもはるかにきれいな切断面ができます。
というわけで、各辺が5cmになるようにカットしてみたいと思います。
まずは余ったスポンジを↓のような感じにカットして・・・
↑の妙に歪んでいる右側の部分もカットして・・・
うん、、、少々失敗してしまいました。。。
立方体としてはすごくビミョーな感じになってしまいました。。。
しかし、構わず作業を進めていきたいと思います。
なお、今回の自作にかかる時間はごく短時間かつ低予算なので、気に入らなければ作り直したほうが早いです。
手順②:ストレーナーカバーをはめる穴を作る
「手順②」ではトレーナーカバーをはめる穴を作っていきます。
まずはストレーナーカバーをはめる位置に、スポンジを貫通しないように深めに2~3cmの切れ込みを入れます。
(赤のラインは切り込みを入れた部分) |
ここまで何回もスポンジをカッターで切断しているわけですから、なんとなく感触もわかっている人も多いとは思いますが、、、
2~3太刀入れてやればかなり深めの切れ込みができるはずです。
次に↑で作った切れ込みと合わせることで「X字」になるよう、、、
2つ目の切れ込みを入れます。
(赤のラインは切り込みを入れた部分) |
こんな感じで、スポンジの中央にX字の切れ込みができました!。
ここで一端ストレーナーカバーをスポンジに入れてみましょう。
おそらくこの時点ではストレーナーカバーはまらないと思います。
なので、ここからは、、、
ストレーナーカバーをはめては・・・
はまるように切れ込み広くし・・・
ストレーナーカバーをはめては・・・
はまるように切れ込み広くし・・・
そんな感じで微調整を繰り返します。
すると、↓の画像のような感じに、、、
すっぽりとストレーナーカバーのスリット部のみはめることができました!。
というわけで、ストレーナースポンジの完成です!。
手順③:取り付け
最後は完成したストレーナースポンジを取り付けていきたいと思います。
取り付けの前に、まずは外部フィルターの電源をOFFにし、ストレーナースポンジを手で潰してをよく空気を出します。
そして、外部フィルターの給水パイプに取り付け電源をON!。
(↑の写真は換水時に取り付けし撮影したもので、かなりゴミが舞っている写真になってしまいました。。。)
なお、設置後しばらくは、、、
ストレーナースポンジが外れていないか?
外部フィルターの水流量が極端に落ちていないか?
スポンジが詰まって潰れていないか?
生体が異常な行動していないか?調子を崩していないか?
よく観察するようにしましょう。
取り付けて1週間
なお、この時自作したストレーナースポンジの現在は姿は・・・↓
(ゴミが舞うのを防ぐために水槽側面より撮影。見づらくてごめんなさい!。) |
もともと淡い青だったスポンジが、ゴミを集めて黒く変色し始めていますね。。。
なお、ごん太の環境では現状懸念していた外部フィルターの詰まりなどの問題は発生していません
ただ自作品ですから、その使い勝手が判明するまではごん太もよく観察する予定です。
なにかトラブルがあればこの記事にその都度追記していきたいと思います。
4か月100均ストレーナースポンジを利用してみて【追記】
↑の100均ストレーナースポンジを4か月利用してみましたので、簡単ではありますがそのレビューをしてみたいと思います。
まずはその汚れ具合について。
ごん太の利用環境ではソイルと接しているので、1週間も利用すれば色は↑の写真のように真っ黒に汚れます。
しかし、1週間に1回程度モミ洗いをすれば新品とまでは言えないですが、汚れもしっかり落ちまので繰り返し使えます。
次いでフィルターの詰まり具合について。
ストレーナーカバーの上からストレーナースポンジを被せてあるのが功を奏してか、
スポンジが詰まってフィルターから水が出ない!ということは今までで一切ありません。
もちろん定期的にメンテナンスしているからスポンジが詰まらないということもありそうですが、
とりあえず現状ではこのような自作ストレーナースポンジにありがちな、、、
目の詰まりが原因で外部フィルターの陰圧によりスポンジがキュっと小さく縮んでしまような現象には遭遇していません。
とはいえ、なんにせよ自作品ですからね。
何が起きても自己責任。
だから定期的にメンテナンスするべきです。
とりあえずレビューはここまで。
また何かトラブルが起きたり、スポンジがへたりすぎて交換となりましたら、この記事で追記していく予定です。
(追記:2020/2/18)
あれから半年。 【追記その2】
利用してから6か月経過しました。
だんだんとスポンジもへたり、ストレーナーカバーを入れる穴も緩くなってきましたが、それでも、、、
プレコ水槽で水草水槽、ミナミヌマエビにソイルというゴミの多い環境ではありますが、詰まることなく現在まで問題なく利用できています。
当初気になっていた不自然な鮮やかな青も、現在はすっかりと汚れで茶色になり、水槽内の流木やソイル、さらには黒色のバックスクリーンと同化して気になら無くなりました。
ただまぁ、、、
素材自体は100円ですから、著しく劣化する前に交換するべきだとごん太は考えています。
なにせ、自作品ですからね。
メンテナンス~交換までも自己責任というわけです。
(2020/4/25:追記)
今回のストレーナースポンジ自作の話はここまで!。
長文読んでいただきありがとうございました!!。
(更新:2020/4/25)
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