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2020年1月30日木曜日

トライアングル グロウ450で水草生き生き!半年利用してみて・・

開封の儀から半年利用した所感まで

どうもこんにちは。ごん太です。
前回よりアクア用ライト関係のネタを記しています。

前回は、、、

45cm規格水槽用をライト3台計3500lmに増設し、コケまみれで大失敗した顛末を紹介しました。

今回はそんな前回の話でも登場した・・・

アクロ トライアングルグロウ(450)を写真多めでレビューをしていきたいと思います。

さて、今回紹介するこのトライアングルグロウですが、実は導入してすでに半年程度経過しています。

ですので、今回はスペックとカタログに趣を置いた「ぱっと見」の話から、、
購入から設置さらには実際に水草に利用してみた経験まで、、、

トライアングルグロウにまつわる話をまとめて述べてみたいと思います。




アクロトライアングルが我が家にやってきた!


開封の儀

細かい導入経緯は前回紹介しましたので、今回はアクロトライアングルが我が家に配送されたところから、話を始めたいと思います。

まずはそのパッケージから。
段ボール箱を開けると、↓の画像のような可愛らしい白いパッケージが入っていました。


ごん太はamazonなどで海外製品の通販を高頻度で利用するのですが、廉価な物はコスト削減のためかテキトーなパッケージが非常に多いです。
しかし、このアクロトライアングルは、、、

表面に光沢のある紙箱をドレスのように身にまとってました。
力の入れようがそこはかとなく伝わってきます。

それではパッケージを開けてみたいと思います。

パカッ!(お約束的表現)



本体と付属品は、↑こんな感じに綺麗に収まって梱包されています。
各パーツを取り出すと↓の写真のようになります。

アクロトライアングルグロウ:内容物

一番上の紙は取り扱い説明書です。

説明書は何気なくカラーで、ここからもやはりメーカー側の気合が伝わってきます。



トライアングルグロウ本体の寸法

さて話を戻しまして、梱包物の説明となるのですが、次は本体。
ちょうど↑の写真でいうところの、真ん中の細長い箱状のものがトライアングルグロウの本体になります。
アルミ製の本体を保護するように、丁寧にプチプチに梱包されていました。

今回は45cm規格水槽用のトライアングルグロウ450を購入しました。
ここで、そのトライアングル450のサイズについて軽く触れておきたいと思います。

【本体サイズ】

横幅→41.5(cm)
側面→奥行×高さ=9.5×5(cm)の三角形


側面が三角形なので「トライアングル」というわけなんです。


電源コードの長さと電源スイッチ

本体下にある黒いラインは電源コードとなります。
トライアングルグロウの電源コードは本体からは分離できない設計で、その長さを測ってみたところ、

プラグ部こみで1.5mとなっています。

なお電源スイッチは本体にあり、同一側面にスイッチが右側、電源コードが左側となるようそれぞれ配置されています。

アクロトライアングルグロウ:電源スイッチ


ライトリフトと吊り下げ金具

続いて、梱包物をまとめた写真(2つ前の写真)で本体右下のパーツは「ライトリフト」となります。

アクロトライアングルグロウ:ライトリフト

袋からとりだすとこんな感じの金属製のパーツが出てきます。
これがライトリフトです。
他社製品のライトリフトでよくある透明のプラスチックパーツではないので、

プラパーツ特有の野暮ったさがなく、なかなか華奢なラインでなかなかの造形美です。

続いて梱包物をまとめた写真で、ライトリフトの左側にあるのが吊り下げ金具です。
こちらはライトスタンドなどで本体を吊り下げる時に利用するものです。

今回はライトスタンドを利用しませんので、今回の記事ではこれ以降出番はありません。
あしからず。


さぁ、開封と各パーツの紹介が終わりましたから、いよいよトライアングルグロウを設置していきたいと思います。



トライアングルグロウを設置してみる


まずはライトリフトの取り付け

それでは設置していきたいと思います。
今回は、ライトスタンドで吊り下げるのではなく、ライトリフトで水槽上面ガラス蓋の上にのせてみたいと思います。

まずは何はともあれ本体と先ほどのライトリフトを手元に準備します。

アクロトライアングルグロウ:ライトリフトと本体

本体側面をよく見ると三角形の底辺をなす2つの頂点内側に穴( 赤丸部分 )が開いています。

アクロトライアングルグロウ:ライトリフト取付穴

この穴にライトリフトを差し込みます。
すると、こんな感じとなります。

ライトリフトを取り付けたアクロトライアングルグロウ

平たいボディに、透明プラでできたライトリフトばかり見てきたごん太には、この三角ボディに華奢ならラインのライトリフトの組み合わせは

なかなかセクシーに見えます。

そんな風に左右のライトリフトを取り付けたら、いざ水槽の上に。

水槽の上に鎮座するアクロトライアングルグロウ

なお、レビューで詳しく後述しますがライトリフトはよくある水槽の縁内側と外側を挟み込むタイプではなく、、、

水槽の縁に挟み込むように乗せるだけの、いたってシンプルな構造となっています。

アクロトライアングルグロウ:ライトリフトの乗りかた①


待望のライトON!その実際の明るさとスペックは・・・?

設置も無事完了したので、いよいよ電源を入れてみたいと思います。

電源ON!

アクロトライアングルグロウの電源on!

どうです?
「余裕の明るさだ、ルーメンが違います。」と言いたいところですが、

正直な話、明るさを自動で調節してくれるデジカメではその明るさはよくわからないかもしれません。

ですので、、、

詳しくはGEXパワーIIIと比較しつつのレビューを後述してみたいと思います。

体感としてはLED素子を直視できないほどの明るさで、これ1灯でも全てを賄えるほどの明るさです。
なお、このライトの明るさに関するスペックは以下の通りです。


【アクロ トライアングルグロウ 450 スペック】

  • 全光束→2000lm
  • 色温度→7200k
  • 照射角→120°
  • 消費電力→19.6W


なお導入当初は調子に乗って、

トライアングルグロウ450+パワーIII450で2750lmとか、、
トライアングルグロウ450+パワーIII450×2で3500lmとか、、、

理想論全開で水槽をコケまみれにすることになるのですが・・・

それはまた別の話(前回のネタ)です。



アクロトライアングルを利用してみてわかったメリット

ここからは実際に数か月利用してみてわかった利点や欠点について話ていきたいと思います。

正直なところ、スペック表張り付けてあーだこーだ言うだけなら誰でもできるわけですから、実際に利用してみてた所感を記していきたいと思います。



トライアングルグロウ(2000lm)とGEXパワーIII(750lm)と比べると?

アクロトライアングルたった1灯だけでもかなり明るいです。

先にもチラリと触れましたが、ごん太の水槽はこれ1灯でコケがでないギリギリのラインな光量です。
例えば安直に追加でパワーIIIを併用し光量を増やすと、ごん太の水槽ではあっという間にコケ地獄に見舞われます。

もちろん、高光量でコケ地獄になるか?否か?は水質や肥料、さらには生体や飼料、そして水草のトータルバランスに左右されますから、「2000lm以上はコケがでる!」というようなはっきりとたことは決して言えません。

しかしごん太の水槽に限って言えば、、、

これ以上明るすぎれば水草よりもコケの調子が上回ってしまうので、
これ1灯で十分というわけです。

じゃあ、、、
実際に目で見てみると、どれぐらい明るさなのさ!?

という事が気になる人もおられると思うので、GEXパワーIIIと写真で簡単に比較してみたいと思います。

まずは、GEXパワーIII1灯。

GEXパワーIII450 1灯(750lm)の明るさ
(GEXパワーIII450:750lm)

GEXパワーIII4501灯で750lm。

ライトといえば直管蛍光灯だったごん太には、購入当初はGEXパワーIII1灯でも十分明るく感じされたのですが、2000lmに慣れてしまった今では残念ではありますが少々薄暗く感じます。

ただ、それほど明るさ必要ないミクロソリウムやアヌビアスなど陰性植物や、その強靭さが売りのマツモやウォーターウィステリアなど、これ1灯でも十分栽培できていました。

なので、

パワーIII 1灯でも育てる種類さえ間違えなければこれ1灯でも十分楽しめます。


次いでGEXパワーIIIを2灯

GEXパワーIII450 2灯(1500lm)の明るさ
(GEXパワーIII2灯:1500lm)

上の写真と比べると随分と明るくなり、水草の色合いの印象もがらりと変わりました。

それもそのはず、パワーIII450×2灯で1500lmあります。

さて、ごん太は長期間このGEXパワーIIIを2灯で利用していました。
結構な明るさがあり余程難しい水草でない限りは非常に良く育つのですが、その割にはそのお値段1灯約4000円、2灯で7000~8000円程度ですから、コスパ的にも良好です。

おまけに、、、

1灯ずつ買いそろえられるのもこのパワーIII×2灯のメリットでもあります。


いまお金がないからまずは1灯。
来月のお小遣いやアルバイトの給料、はたまた年始のお年玉で2灯目買おう・・・。


そんな風に購入することもできるのです。

ですから、
学生さんなどお財布事情が厳しい人はもちろん、手ごろな値段なので「とりあえず購入」な初心者さんにもおすすめです。


最後にトライアングルグロウ450を1灯で点灯してみましょう。

アクロトライアングルグロウ(2000lm)の明るさ
(アクロ トライアングルグロウ450:2000lm)

1500lmのGEXパワーIII2灯と比べると、さすが!トライアングルグロウ!!という感じは全くしません。

しかしこちらは1灯のみ。それでこの明るさってホントすごいと思います。

それがアクロトライアングルグロウの最大の長所でもあるのです。

これを2灯使い!4000lm!!にした日には眩い水草の気泡天国・・・!
となればいいのですが、ごん太は3500lm程度でコケ地獄になりかけました。

残念ながら道具は使いようです。。。

なので、一般的な水草栽培ではトライアングルグロウ1灯で十分な明るさを確保できるでしょう。

なお、同じくトライアングルの「ブライト」のほうは45cm規格水槽用でも2800lmあるようです。おそろしや。。。


最後におまけ。

アクロトライアングルグロウ+パワーIII×2の明るさ(3500lm)
(トライアングルグロウ1+パワーIII×2:3500lm)

トライアングルグロウ450+パワーIII450×2で3500lm!!

前回の失敗談を再現してみましたが、、、
中央のロタラやマツモが光り輝いてほぼ白~黄色に見えますね。。。

初夏の水辺」というキラキラしつつも涼しげな言葉がぴったりな明るさなのですが、、、

しかしごん太の願いとは裏腹に、現実無視で理想論を押し付けるという致命的な作戦ミスが原因で美しい水辺は儚く腐海に飲み込まれるのでした。。。

水槽と言えども小さな生態系。
そういった自然が織りなすシステムに人間の身勝手な考えを押し付けるのは往々にして失敗するものです。



水草が良く育つ

前回にもつながる話ですが、45cm規格水槽で2000lmというのはかなりの明るさです。
おまけに「グロウ」なだけあって、水草が良く育ちます。

その理由はLEDの素子にあるようです。

アクロトライアングルグロウ:点灯時のLED

上の写真はライトの裏面を発光状態で撮影したものです。
白色以外にも植物が効率よく光合成できるよう、赤、青緑が組み合わされています。

とりわけ赤や青は光合成でよく利用される色ですから、ばっちり水草もばっちり生長するというわけです。

なお、直視できないほどの明るさですから、写真撮影後しばらくは目がチカチカしました。
決してマネして直視しないでください。


さて、気になるのは水草の育ち具合について。
ごん太は実際に半年ほど利用してみましたが、、、
やはり体感的にはGEXパワーIII2灯よりも生長が早く、気泡も良くついています。

ヘアーグラスなどの多めの光量が必要な水草はもちろん以前より元気に、マツモなど低い光量でも育つ水草は以前よりもよりパワフルに、、

そんな風に、以前と比較するとすべての水草の調子が上向きになりました。

本来はここでアクロトライアングルグロウで元気よく育った水草たちの紹介!
・・・と行きたいところなのですが、、、

あいにく、ごん太の水槽は先日長期間CO2切れトラブルがあり、水草たちは調子をひどく落としており(詳しくは前々回記事をご覧ください)、代わりに現在復活中の水草達の写真を掲載しておきたいと思います。

白色糸状のコケまみれだったロタラロトンディフォリアは、一か八かのトリミングでなんとか立ち直り、コケも寄せ付けぬほど力強く良く生長し始めています。

アクロトライアングルグロウでロタラもばっちり生長

さらに最近は少しずつ赤みを呈してきたようで、その調子は上々のようです。

黒ヒゲコケまみれで1週間前にトリミングしたヘアーグラスも、新しい新芽を出し、CO2不足の窮地を脱しつつあります。

アクロトライアングルグロウでヘアーグラスやウォーターウィステリアも生き生き

最近では、1500lmの時よりもよく新芽が出るので、「もしかしてトリミングしすぎたら新芽出なくなっちゃうかも?」というプレッシャーは以前のものとなりました。

※昔トリミングのしすぎでヘアーグラスをいじけさせたことがあります。

その他マツモやウォーターウィステリア、ハイグロ フィラポリスペルマ セイロンも2000lmの力で一時の最悪の状況から脱し、調子を取り戻しつつあるようです。

そんなわけなので、、、

アクロトライアングルグロウの光で、水草全体が実にいい方向に作用しているようです。

実はごん太、いままで幾度となくライトには裏切られてきました。
昔は今みたいにネット社会ではありませんから、情報が限られていたということもあります。

しかし、正直ここまで大当たりなライトは初めてです。



思ったよりも小さい

三角の立体なので、ぱっと見大きく見えるのですが、、、、

奥行きの幅は案外小さいです。

奥行きサイズはパワーIIIとそれほど大きく変わらないようです。

アクロトライアングルグロウ:奥行について(横)
(横から)

アクロトライアングルグロウ:奥行について(真上)
(真上から)

これなら45cm規格水槽でもトライアングル2灯乗せができそうですね。

4000lmという大光量を使いこなせればの話ですが。

なので、確かに小さく水槽に2台乗せることはできるでしょうが、余程難栽培種でない限りこれ1台あれば十分でしょう。



同じような機種と比べると比較的廉価

ごん太の水槽は45cm規格水槽用なのでそれ向けのライトばかりの話となるのですが、、、

このアクロトライアングルグロウ450ですが、登場当初はなんと5000~6000円でした。

その当時は45cm規格水槽用ライトで比較すればGEXパワーIII450を2台購入するよりも安く、さらに2台分以上の明るさを手にすることができたわけです。

「コスパ」という錦の旗の下、瞬く間にその名を馳せたのです。

そんなわけなので、、、
当時はすぐに「欠品中」。
チャームさんも多めに用意してくれたとは思うのですが、なかなか手に入らない代物でした。

それから数年たち・・・現在は値上げされ現在はお値段8000円ほどに。

こうなってくると、1500lmで500lm弱くなりますがパワーIII450を2台利用したのとさして変わりません。

パワーIIIは1灯4000円程度で、限られた予算のなかで1灯ずつ買い揃えて行く作戦ができるわけですから、パワーIIIの方がより手が出しやすいです。
(但し水槽上部はライトで占領されますが。。。)

しかし、
これは水草ライトの定番中のド定番と比較したお話。
アクロトライアングルと同等の光量を持つ2000lm級のライトと比較すると未だに割安感があります。

例えば水草栽培のトップブランドである某メーカーのものは登場から数年たった今でも45cm規格水槽用ですら1万円以上の値札が未だについています。

そういったトップブランドの商品と比べると、確かにブランド力はありませんが、ほぼ同じような性能で半額程度ですから、、、

やはりいまだに廉価で「庶民の味方」だという事ができるでしょう。



アダプターいらず

新しい電気器具を利用したいけど、他の器具より伸びたアダプターが邪魔してコンセントにさすことができない!

というのが、よくあるアダプター「あるある」ですが、このアクロトライアングルにはそんな邪魔をしてくるアダプターはついていません。

ですから、実にシンプルに抜き差しでき、他のプラグも邪魔しません。
「たかがアダプター、されどアダプター」なのです。

さらに、アダプターではないので、タイマーなどコンセント周りが特殊な機器にも接続しやすいです。

ごくごく当たり前な理由の利点なのですが、

そのちょっとの配慮が電気器具を多く利用しコンセント周りが煩雑になりやすいこのアクアリウムという趣味にとって、ありがたいのです。



消費電力低い

消費電力が19.6Wとかなり低く抑えられています。

と言っても、これは蛍光灯がメインだった時代と比較しての話。
当時は45cm規格水槽用の直管蛍光灯で15W・850lm前後ありましたから、ある程度本腰を入れて水草栽培をするためには、最低でも1500lmは必要なので2本利用で30W。

蛍光灯と比較するとLEDの方が消費電力は2/3というわけです。

じゃあ今基準だとどうなの?
ということになるのですが、何度も話に出てきているパワーIIIは1灯で750lm・12Wですから2灯で1500lm・24Wということになります。
対してアクロトライアングルグロウは2000lmで19.6Wです。

ですから、確かにアクロトライアングルグロウ450のほうがより高光量で低消費電力ということが言えます。

ただまぁ、、、
150Wとか300Wとか湯水のように電力を使い、すんばらしい光量とスペクトルが自慢のメタルハライドランプなんかと比較すれば確かに低電力なのですが、、、

昨今のLEDランプ達と比較するとそれほど有意な特徴だと言えるわけではないようです。



アクロトライアングルを利用してみてわかったデメリット


ライトリフトがやや特殊

ここからはちょっとアクロトライアングルグロウ450の残念なところについて述べてみたいと思います。
まずは弱点と良く言われているライトリフトについて紹介していきたいと思います。

まずはGEXパワーIIIのライトリフトの写真をご覧ください。

GEXパワーIIIのライトリフト

オールガラス水槽の縁をホールドするような凹状のパーツとなっています。 設置すると↓の画像のようになります。

GEXパワーIIIのライトリフトはガラスの縁を挟み込むタイプ

実際に↑の写真のように水槽の縁にはまりますから、ライトリフトを左右に押しても引いてもガッチリ固定されて動かなわけです。

ですからもちろん、ライトリフトがひとりでに抜けて、LEDが水槽にドボン!!ということはまず無いわけです。

対して↓の写真はアクロトライアングルグロウ450ライトリフトです。

アクロトライアングルグロウとライトリフト

ライトリフトの接地部分が↑の画像のように┫型。
実際に設置してみると・・・

アクロトライアングルグロウはライトリフトが水槽に乗っかるだけ。蓋なしなら水槽の縁に。
(ガラス蓋なし)

アクロトライアングルグロウはライトリフトが水槽に乗っかるだけ。蓋ありなら縁とガラス蓋の上に
(ガラス蓋あり)

上の画像のように水槽の縁もしくはガラス蓋に「置く」もしくは「乗せる」感じに設置することになります。

この状態の何がまずいかと言いますと、、、

ガラス蓋を利用していない時にライトリフトが外側にずれで、はずれると・・・
ライト本体が水槽の中にドボンする危険性があります。

なので、オープンアクアリウムで利用する場合や夏場の水温対策でガラス蓋を設置していない場合は要注意と言えるでしょう。

ただ、半年ほど利用してみましたが、ライトリフトが「するっ」と外れるというようなことは一度も経験していません。

※修正現在、利用して1年以上経過しますが、↑のようなトラブルは一度も起きていないことを追記しておきます。

というのは、ライトリフトが差し込む穴に多少にひっかかるため、簡単には外れないからです。

しかし、「やっぱりライトリフトが気になる!」「万が一を考えると怖い!!」そんな人は・・・


  1. ガラス蓋を設置する
  2. 専用ライトスタンド(2000円程度)でライトを吊り下げる

以上の対策でより安全に利用できるでしょう。
特にオープンアクアリウムならば、廉価ですのでライトスタンドの利用がおすすめです。

なお、ごん太は真冬の今、ライトリフトなしのガラス蓋直置きで利用しています。

ごん太はガラス蓋の上に乗っけています。

※修正追記現在、ライトリフトを季節に関わらず利用しています。

といいますのは、ガラス蓋直置きですと底床までの距離が短くなりますから、水槽全体に光が行き渡らないことと、
水草までの距離も短くなるので光量が強すぎる傾向があるからです。

幾度となく記していますが、これ1灯で十分な明るさですし、ごん太の水槽ではこれ以上光量が強いとコケが蔓延しますので、必要以上の高光量は不要と考え、光の照射範囲が広がる代わりに明るさが減る効果もあるライトリフトを常時利用しています。
(追記:2020/9/30)



光の青みが少ない

このトライアングルグロウの光は、水がすっきりクリアに見える青系ではありません。
それもそのはず、色温度が7200Kだからです。

やや赤みがかった光が好きでGEXパワーIII(10000K程度)を愛用していたわけですが、
色温度が3000Kほど下のトライアングルグロウに変更してもごん太は全く違和感を感じません。

また、先に紹介したパワーIIIとアクロトライアングルの比較を見ていただければ色合いがほぼ同じであることがお分かりいただけるかと思います。

しかし逆に青系の色が好きで、色温度が高いものを利用していた人にとっては、このアクロトライアングルグロウの光は、かなり違和感を感じることになるでしょう。

なので青系のライトから乗り換える人は要注意です。



欠品していることも多かった(過去形)

このアクロトライアングルですが先に紹介した通り、人気商品ゆえに数回待ちぼうけを食らいました。。。

販売当初から数年はあっという間に売り切れという状態が続いていましたが、、、
しかし、現在では、数日で商品が売り切れになるというようなことはないようです。

毎日チャームさんのサイトに行き、アクロトライアングルの欠品解除がなされたか否かを確認することが、ごん太は日課だったのですが、それも過去の話となりつつあるようです。



気になる耐久性は・・・?

とりあえず「デメリット」 の項に記しておきますが、、、

現在導入して季節が2つほど過ぎ、半年程度経過しています。
現状ではLEDの素子の部分が消えたり、電源そのものが入ら無くなったりするトラブルはありません。

というより・・・
4年前に購入したGEXパワーIII450ですら未だに壊れる気配がありません。

LEDの耐久性はそんな数年単位の話となりますから、おそらくアクロトライアングルグロウが壊れるとまで気長に待つことになりそうです。

とりあえず、、、
壊れましたらこの項にその詳細を追記する予定です。


【購入してから1年】

アクロトライアングルグロウ450を購入してから1年以上経過しようとしていますが、目立った故障やトラブルは起きていません。

よく大陸産廉価製品で言われる「安かろう悪かろう」なライトではないことは確かです。

もしすぐに壊れてしまうようであれば、ここまで人気商品になりえませんからね。
(追記:2020/9/30)




総評

最後にレビューをまとめたいと思います。

アクロトライアングルは確かにこまごまとした弱点はあります。
しかし、それでも廉価に1灯のみでも水草の栽培を楽しめるという点において、実に優秀なライトでしょう。

次の廉価なライトを探している人水草経験者さんや、とりあえず器具で失敗したくない初心者さんに是非お勧めしたいライトです。

というわけで、アクロトライアングルグロウ450のレビューはここまで。
長文読んでいただきありがとうございました。

(更新:2020/9/30)

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