頑丈だけど分解できるCO2ディフューザーのレビュー&分解清掃
どうもこんにちは。ごん太です。
前回まで数回にわたり水草栽培のライトについて、あれやこれやとレビューしてきました。
今回は話を少し変えて、同じ水草関係の器具でもCO2ディフューザーの話をしていきたいと思います。
「CO2ディフューザーって値段も高いしガラス製だからすぐ壊れる!」
そんな風に思っていませんか?
今回は、そんなガラス製品ならではの弱点を克服したプラスチック製CO2ディフューザーの1つである、
ライフホールディングス CO2クリアディフューザー
サイズ15をレビューしていきたいと思います。
このCO2ディフューザー、丸洗い出来て値段も手ごろ、さらにはプラスチック製なので壊れづらいという、とても実用性に富んだものなのです。
またレビュー後は、、、
分解清掃の様子も写真で紹介してきたいと思います。
(なお、分解清掃パートはコケまみれの写真が出てきますので、食事中にはあまりご覧にならない方がいいでしょう。)
今回はそんな2本立てで話を進めていきたいと思います。
まずはプラスチック製のCO2ディフューザーにすることにした経緯から、話を始めたいと思います。
それでは続きをどうぞ!
なお今回も相変わらず長文ですので、お忙しい人は↓の目次リンクよりお好みの項目へとジャンプしてくださいね。
ガラス製は綺麗!・・・でも壊れやすい。
このパートではライフホールディングス CO2クリアディフューザーを購入することにした経緯について述べていきたいと思います。
CO2ディフューザーは汚れやすい
いつぞやの電磁弁故障の時に述べましたが、ごん太は初心者のころにCO2添加器具一式を購入しました。
それは今から十数年以上前の昔の話です。
そのセットの内容物としてガラス製のCO2ディフューザーもついてきましたので、それでしばらくの間CO2を添加していたわけなんです。
ただ、何も知らない初心者にガラス製CO2ディフューザーはいささか荷が重いのです。
といいますのは、CO2ディフューザーというのは、、、
なぜかよくわからないですがCO2が拡散されるセラミックプレートがコケやすい。
(後半の清掃パートの写真を見ていただければその汚れっぷりがわかります。)
そして残念ではありますが、汚いコケとガラス製の綺麗なディフューザーは相反するもの。
いくらガラス製で美しくてもコケだらけになってしまえば元も子もありません。
おまけに、そのコケるスピードたるや尋常ではなく、本当にあっという間にコケだらけになるので、最低1か月に1回は清掃が必要になります。
そして事件は起きるのです。。。
CO2ディフューザ「ポッキン」事件発生
事件は清掃の時に起きました。
CO2ディフューザーを洗浄するためまずはエアチューブを取り外すのですが勢いあまって、、、
ポッキン!!
初心者ごん太は、使い始めてまだ1~2か月のCO2ディフューザーのあっけない最期に、思わず呆然と立ち尽くしてしまいました。。。
「いかんいかん!、このままではCO2が添加できない!!」というわけでショップに行くわけですが、当時はちょっとした水草ブーム。
現在のようにグッズの値段もまだ値段はこなれておらず、
その値札を見て再び立ち尽くしてしまいましたとさ。
その時は泣く泣くガラス製のCO2ディフューザーを購入しましたが、ごん太の脳裏にはガラス製のアイテムの危うさがこびりついたのでした。。。
・・・
時代は進み、、、
紆余曲折・・・いったんアクアリウムをやめた後、水草水槽を再開するにあたり一番の懸案がこのCO2ディフューザー。
破損した当時から10年弱は経過していましたが、CO2ディフューザーという言葉を聞く度に未だに折ってしまったその瞬間が鮮やかに思い返されるのです。
そんな時に目に入って来たのが、このライフホールディングスCO2クリアディフューザーです。
そんなわけで、、、
今回はこのCO2ディフューザーを↓よりレビューしていきたいと思います。
なんだかんだで3~4年は利用しているので、いままであれこれと感じ取ことを踏まえつつレビューしていきたいと思います。
ライフホールディングスCO2クリアディフューザーの利点
まずは、ライフホールディングスCO2ディフューザーの利点について話をしていきたいと思います。
冒頭でほぼネタバレなのですが、改めて詳しく説明したいと思います。
プラスチック製なので割れない!
まずはメリットその1。
プラスチック製なのでごん太のようなうっかりミスで「ポッキン!!」ということは、まずありません。
と言いますのは、CO2が発生するセラミックプレートとそのパッキンゴム以外、全てプラスチックでできているからです。
また、ガラス製CO2ディフューザーの場合、ポッキン!!とよく折れてしまうチューブとつなぐ部分は、
まるでパスツールの自然発生説を否定するために利用されたパスツールフラスコのスワンネックのごとく折れ曲がった細くて華奢な構造をしていることが多いです。
そんな細くて華奢な部分にチューブと接続しようというのですから、その取り付け時&取り外し時はかなり心臓に悪い作業なわけです。
じゃあこのCO2ディフューザーはどうなの?ということになるのですが、、、
このCO2ディフューザーの場合、上の写真を見ていただければお分かりいただけるかとは思いますが、
本来ならば細くて華奢なパーツになるであろう、そして真っ先に折れるであろうU字の折り返し部分は、、、
何と耐圧チューブをプラスチックパーツでガイドすることでU字となるようにできています!!
これなら折れようがありません。
だって耐圧チューブですもの。
なんというか、このCO2ディフューザーを設計した人は、余程ガラス製のCO2ディフューザー壊して苦労したんだろうなぁ、、、
そんな苦労がうかがい知ることのできる、大変よくできた設計になっています。
ですから、、、
「そうそう!壊れないヤツが欲しかったんだよ!」
という気持ちに共感してもらえる人には非常にお勧めです。
分解できるので丸洗いできる
「よくできた設計」なのは実は壊れにくさだけではありません。
なんとこのCO2ディフューザーですが、、、
分解して丸洗いできます!! ガラス製CO2ディフューザーではこうはいきません
詳しい話は後半のパートでその実際の分解メンテの様子をじっくりと写真と文章で紹介しますので、そこで述べることにしますが、ざっくり言うならば、、、
分解することでいままで洗うことができなかった部分まで、がっつりと洗うことができます。
セラミックのプレートのみ単体で洗浄!なんてこともできるわけです。
CO2ディフューザーって洗いづらいんだよなー
CO2ディフューザーの汚れが気になるー
というようなタイプの人にはもってこいです。
比較的安価
ごん太がCO2ディフューザーを壊してしまった十数年前と比べ、CO2ディフューザーの相場はamazonの台頭と中華製品の登場により大きく変わってきました。
しかし、
安くて単純なものでは千円以下のものもありますが、それでもなお、国産の美しさや楽しさ重視な「工芸品」という言葉がぴったりなものは一万円以上します。
CO2ディフューザーの世界というのはそんなディープでピンキリな世界でもあるのです。
そんな幅広い値段帯の中でこのライフホールディングス CO2クリアディフューザー
サイズ15のお値段は、、、
1600円!!
うん。。。
正直、確かに安く買い求めやすい値段設定ではありますが、値段だけで他の製品に優位に立てるほどのものではありません。
しかし、、、
壊れづらく分解丸洗い出来るということを考えれば十分納得できる値段ではないでしょうか?
本体にカウンター機能も付属
さて、このCO2ディフューザーですが、さりげなく本体下部すり鉢状になっている根元CO2カウンターが付いています。
(本体根元にカウンターが付いています。) |
そんなわけなので、、、
このディフューザーで添加する際にはCO2カウンターいらずです。
なので、
耐圧チューブまわりはスッキリしますし、これから器具を購入する初心者さんには懐が余計に痛まずに済みますので、このような一体型は良いことだらけでしょう。
とは言え、、
このタイプのCO2カウンターは水槽を覗き込まなくてはなりませんから、レイアウト次第で視認性は悪くなります。
ですから、
カウンター機能も利用する際はディフューザーの設置場所には注意が必要です。
なお、ごん太は、CO2ディフューザーを水草の後ろに隠してしまうことが多いです。
CO2ディフューザーは汚れやすいです。また、ごん太自身CO2ディフューザーに対する好奇心や新鮮味は以前よりありません。さらに後述する「とある理由」があるのです。
なので、一体となっているカウンターも利用したことはほとんどありません。
・・・しかしまぁ、、、
最初からこの機能を「当て」にしていれば「あんなトラブル」にも合わなくて済んだような。。。
アクアリウムは何事もいろいろと経験してみなくては分からない、そんな側面もあります。
CO2の泡の細かさは他の製品とまったく同じ
値段安いし、、
プラスチックだし、、、
なにより
分解できるわけだから、、、、
CO2の泡の粒が大きかったり、変なところ漏れ出るんじゃないの!?
きっとそんな風に思う人もいるのではないでしょうか?
なので、「百聞は一見に如かず」ということなので、実際に利用中の写真を張っておきます。
どうです?
非常に細かいと思いませんか?
(泡が出ている直下の白いパーツの長さは約3cmです。)
遠目で見ると↓こんな感じになります。
(こちらの写真は改めて撮影し直したものです。)
実際ごん太が利用した感じでは、エアレーションのようなコポコポとかブクブクというような泡ではなく、、、
分解できない「普通」のディフューザーと同等の泡の細かさです。
なお、、、、
ごん太がこのCO2ディフューザーに交換するまで利用していたガラス製のものは、これよりもさらに泡が荒かったです。
なので、「分解できるから」、「安いから」、「プラスチックだから」という事に負い目を感じ事態にはならず、いつものディフューザーと同じように利用できるでしょう。
耐久性ばっちりあります!!
さて、このCO2ディフューザーですが、利用してから4年程経過しています。
割れませんし、壊れません。
分解清掃できるので、思いのほか状態良く長期間利用できたようです。
ですので、これはあくまでもごん太の場合(大人が大人らしく普通(丁寧)に取り扱った)という前提条件がありますが、、、
その耐久性はなかなかのようです。
CO2添加は水草栽培の生命線ですから、長期間故障・破損なく長期間安定的に利用できるというのは大変ありがたいことです。
ライフホールディングスCO2クリアディフューザーの弱点
そんな実用性が非常に高いCO2ディフューザーですが欠点もそれなりにあります。
見とれるような美しさは無い
こういった水草関連の器具は、、、
水草の生い茂る青々とした水景に馴染むよう有機的な形が本来ならば好ましいです。
某水草トップブランドのCO2ディフューザーを一度見ていただければわかるのですが、その美しさたるや工芸品の領域であることがわかると思います。
じゃあライフホールディングスのCO2ディフューザーはどうなの?という話になるのですが、、、
残念ではありますが、
先ほどの写真を見ていただければわかる通り、美的感覚はガラス製のものと比較すると、数歩劣ります。
しかし決しておもちゃっぽいという事ではなく、
使い込めば使い込むほどに、見れば見るほどに、機能美であることがわかるでしょう。
そういった、実際に利用してみて初めて分かる、頼りがいと知恵と工夫を凝らした、実用的でスマートなオーラが出ています。
ただ、他の機能美な道具と同じように、機能美というのはあくまで人間基準の美の価値観ですから、、、
正直に書けば、色こそ透明ですが自然豊かな水草水槽の前面に出すと、ガラス製のものと比較すれば違和感があるのは確かなところです。
ただまぁ、、、
前がダメなら後ろに隠せばいい!
というわけで、ごん太は後景草とガラス背面の間に隠すようにして設置しています。
このように配置すれば、その存在をほとんど隠すことができます。
とは言え、、、
(↓の項目に続きます)
見て楽しむ要素もない
「CO2添加システム自体を見て楽しみたい!」という人も実際には結構存在するのではないでしょうか?。
つまるところ、、、
このCO2ディフューザーは実用性が高すぎるゆえに、遊び心が少々足りないのです。
CO2添加器具は水草の生長を助ける役割がありますが、、、
その添加方式は昔からスパイラルタイプや連続タイプなど【拡散筒】から、美しいガラス製のディフューザー、さらには強制添加まで、実に様々な方法が試行錯誤さてきました。
そして試行錯誤の結果ではありますが「見て楽しい」「見続けても楽しい」ものが数多くありました。
ごん太はその昔、ニュートラフィンという会社からナチュラルCO2システムというキットに自然融解式のCO2の泡がジグザグに進みながら溶けるタイプの添加器具(【co2
ladder diffuser】や【co2 flipper】と呼ばれるタイプのもの)が付属しており、
そのCO2が融解し小さくなりながらも水面へと上がっていく様子が楽しすぎて店先で1時間をほど見続けてしまったことがあります。
その他にも昔テトラから販売されていた連続拡散筒や、JBLやグリーンズのスパイラル拡散筒など、CO2の泡が溶けていく様子が楽しめるものが実に多くあったのです。
(そういった自然融解に任せる拡散筒は減りつつありますが・・・)
そんなわけなので、
CO2添加器具には水草の生長や美しさの他に、見て楽しむという役割がある
つまり、CO2を添加する以外の役割があることを、なんとなくお分かりいただけるかと思います。
そして、このCO2ディフューザーを見て楽しむという観点から言えば、、、
特段興味深い機構は利用していませんし、実用優先の無機質な形ですから、残念ではありますが、あまり見て楽しむ要素はないでしょう。
細かいCO2の泡だけで酒が一杯飲める!という人なら楽しめるでしょうが、水草もCO2添加の様子も楽しみたい!という人には少々使いづらいディフューザーとなっています。
もう少し、あと一歩形が美しければ、完璧なCO2ディフューザーなのですが・・・。
実用性と天秤にかけた結果でしょう。
CO2が細かく出るまで多少時間がかかることも【設置時の注意】
さて、このCO2ディフューザーですが、気を付けないといけない点が1つあります。
それは、、、
>購入当初はCO2泡が大きかったりゴムパッキンから漏れ出てしまったりすることがあるということです。 >
しかしこれは、
ゴムパッキンとセラミックプレートが馴染むにしたがって本来の細かい泡になりますので、心配は不要です。
ごん太は新品を設置して3日ほど利用したところでゴムパッキンが馴染んで細かい泡が出始めました。
ただしその期間は若干の差があるようで、1週間程度かかることもあるようです。
特にこの点が使い始めで注意が必要となっています。
レビューまとめ
ごん太が実際に利用して感じたことをまとめてみたいと思います。
このCO2ディフューザーですが、「実用性」がかなり前面に出ている商品です。
・・・CO2ディフューザーは設置場所によっては毎日目にするだから、とにかく見ていて美しい物、楽しい物、人の興味を引くものであるべきだ・・・。
そういった価値観な人には、不満点が多いはずです。
それとは逆に、
壊れない、掃除しやすい、耐久性もある、そういった【実用性】を重視する人ならばきっと気に入ってもらえるでしょう。
なお、ごん太は壊れない&耐久性(そして静音性)で有名な実用性一直線なエーハイムの外部フィルター信者ですが、そんな実用性大好き人間にはこのCO2ディフューザーはどストライクです。
さらに値段も安いと来たもんですからね。
本当に素晴らしいCO2ディフューザーです。
・・・
というわけでレビューはこれで終わりです。
次のパートからは分解清掃の様子を紹介したいと思います。
分解清掃してみる!!
さて、このCO2ディフューザーの特徴は何と言っても分解して清掃出来ること。
他のCO2ディフューザーにはない特徴です。
そんなわけなので、最後は分解清掃の様子をお伝えしたいと思います。
なお、ここから先は、コケまみれのCO2ディフューザーの写真が出てきますので、お食事中はあまりご覧にならないほうがいいでしょう。
分解清掃その1:取り外し
まずは水槽から取り出してみたいと思います。
このCO2ディフューザーは水槽外からCO2ディフューザー接続部まで1本の耐圧チューブでまかなうことも可能です。
というのは、
接続部はプラスチック製ですから、
ガラス製の華奢な接続部に配慮してその部分のみやわらかいシリコン製のエアチューブを利用しなくてもいいのです。
ただまぁ、CO2ディフューザーまで1本の耐圧チューブですと、清掃時になにかと不便ですので、ごん太は利便性確保のためチューブコネクタを利用して分割できるようにしてあります。
実際に取り外すとこんな感じになります。
一見それほど汚れていないように見えますが、冒頭にお伝えした通り、、、
CO2ディフューザーは、なぜかセラミックプレートが汚れやすい。
そのセラミックプレートの汚れ具合はというと・・・
うわっ・・・コケだらけ。。。
それもそのはず前回の清掃は1か月前。
真っ白なセラミックプレートは今やコケで真っ黒に。
そんなわけで、汚れまみれコケまみれなCO2ディフューザーを分解していきます。
分解清掃その2:U字部分を構成しているパーツを取り外す
次にU字部分を構成するプラスチックパーツを耐圧チューブを取り外します。
左右の交互のガイドにそってチューブをはめ込むように固定されていますから、がっちりと強く固定されている割には簡単に外れます。
耐圧チューブを外すと、こんな感じでCO2ディフューザー本体と耐圧チューブ、そして耐圧チューブをガイドしてU字に曲げていたプラスチックパーツの2つにわかれました。
ここからさらに、CO2ディフューザーから耐圧を外します。↓
すると、こんな感じにディフューザー本体、耐圧チューブ、そしてU字部分を構成するプラスチックパーツの3つに分かれます。
分解清掃その3:セラミックプレートを取り外す
3つのパーツに分解できたところで、ここからは下の写真のCO2ディフューザー本体を分解し、、、
コケで真っ黒になったセラミックプレートを取り外していきます。
このディフューザー本体上部、上の写真でいうところの白色に見えるドーナッツ型のパーツはねじ込み式の蓋になっています。
なので、この蓋をぐるぐると回すと・・・
パカッ!
と外れるわけです。
本体中央の汚れている部分がセラミックプレートです。
セラミックプレートの周囲からCO2が漏れ出ないように白いゴムパッキンで抑え込むような構造になっています。
ごん太はCO2漏れ防止のため組み立て時に強めに締め込むので、毎回硬くて外れず苦戦するのですが、
そんな風に外れないで困る時はホームセンターで売っている作業用のゴム手袋がお勧めです。
ゴムの摩擦力で滑ることなく力が良く伝わり、簡単に外れてくれます。
そんなこんなで、セラミックプレートを取り外すと、本体はこんな感じに分解されます。
最後に真っ白なゴムパッキンからセラミックプレートを取り外して分解完了!
最終的にCO2ディフューザー本体はこんな感じに分解できました。↓
いままで取り外したパーツを含めるとこんな感じです。↓
分解清掃その4:ハイター利用時の注意事項
ここからは各パーツの清掃となります。
まず今回最も汚れていたセラミックプレートですが、、、
ごん太はいつもハイターで洗浄しています。
で、、、ここから先はいつものお約束な注意事項です。
ハイターはご存知の通り【塩素】ですから、生半可に利用すれば水槽の生体に多大なる害を与える可能性が極めて高いです。
ハイターは必ず自己責任で利用してください。
危険が伴う作業ですから、自身の行動に責任が持てないのであるならばハイターの利用は避けるべきです。
ハイターよりかなり落ちる力が弱まりますが、比較的安全な「木酢液」という選択肢もあります。
また、エアストーン並びにCO2ディフューザーのセラミック部分をブラシでゴシゴシ擦るような洗浄方法は、目が削れて粗くなり泡が大きくなる原因の1つですので、ごん太としてはおすすめできません。
分解清掃その5:セラミックプレートの清掃
さて、ここからは実際のセラミックプレートの清掃作業について。
このCO2ディフューザーはセラミックプレートのみまで分解できますから、その清掃は他のCO2ディフューザーと比べるとかなり容易な部類に入るでしょう。
つまり、セラミックプレートのみハイターに浸け込めますから、ガラス管内にハイターが残ってしまうことはありません。
そのためハイターを落とすためのすすぎは極めてイージー!・・・と言いたいのですけれども、やっぱりハイターですからね。
すすぎは念には念を入れてするべきです。
・・・
以下ごん太の実際のハイター浸けこみ洗いの方法ですが、、、
まず、セラミックプレートをハイター原液に丸1日漬け込み徹底的にコケを退治します。
とは言え、ハイター原液を利用するので当然すぐに水槽には戻さず、、、
塩素を抜くためのカルキ抜きを少々多めに入れた水に1週間ほど浸け置きます。
この間水は毎日交換します。
さらにもう1週間ほどよく乾燥させ、、、
最後に利用する直前に臭いを嗅いだうえで塩素臭が無いことを確認したうえで利用しています。
そんな風にかなり手間のかかる洗浄作業となっていますが、なにせ相手は塩素です。
繰り返し記しますが念には念を入れてすすぎましょう!。
水換えのたびにカルキ抜きを利用している多くのアクアリストにはその危険性は分かっていただけるはずです。
分解清掃その6:持っていると便利な交換用のセラミックプレート
そんなわけで、↑で記した通り、セラミックプレートが洗浄し終わるまでには最短2週間かかるわけです。
・・・え?
セラミックプレートを水煮浸け込んでいる2週間はCO2ディフューザーを利用できないって?
そんなわけなので、、、
じゃじゃーん!
(ほぼ死語ですな。。。)
これは、予備のセラミックプレートで、前回の分解清掃時に洗浄されたもので、その後すすぎ、乾燥を経て、この日交換されるを待っていたいのです。
というわけで、
予備のプレートを持っておけば、1つは洗浄&すすぎ、1つは水槽中というようなサイクルで利用できるというわけなんです。
1つお値段900円なり。
持っていると便利です。
というわけで、セラミックプレートの清掃はここまで。
分解清掃その7:プラスチックパーツの清掃
最後はそれ以外のパーツをプラスチックパーツの清掃をしていきます。
こちらはセラミックプレートとは違い、ブラシでゴシゴシと洗っていきます。
今回は結構黒ヒゲ苔に取りつかれていたので、清掃にはかなり苦戦しましたが、それでも15分程度で綺麗に清掃することができました。
ただ・・・耐圧チューブが思ったより綺麗にならない。
そろそろ交換かもしれません。
分解清掃その8:組み立て
最後に組み立てて出来上がり!
どうです?まるで新品みたいでしょ?
これでまた1か月気持ちよく利用できるというわけです。
なお、ごん太は今回の分解清掃は取り外してから取り付けまで20分程度で済みました。
交換用のセラミックプレートを持っていると、汚れていた割には結構短時間で済ませることができるのです。
では最後にまとめとして、、、なんて書こうとしたのですが実はレビューパート最後にまとめているので、話は尻切れトンボですがここまでにしたいと思います。
というわけで、今回のライフホールディングスCO2クリアディフューザーサイズ15のレビューと分解清掃について今回はお伝えしました。
長文読んでいただきありがとうございました。
(更新:2020/10/23)
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