昔懐かしジグザグ気泡が動くCO2ディフューザー
サクラも開花し、日に日に暖かかくなり始めましたが、いかがお過ごしでしょうか?
どうも、こんにちは、ごん太です。
さて、前回は……
エーハイムバイオメックのレビューを述べてみました。
バイオメックは確か良い素質を持っているのですが、エーハイメックそしてサブストラットやサブストラットプロという知名度が高い兄弟に挟まれ、なかなか使いどころが難しい……そんなろ材のレビュー内容でした。
さて、今回の記事も同じくレビューで……
昔懐かし17年前の”NUTRAFIN ナチュラルCO2システム”のディフューザーを、ボンベ式CO2システムで流用してみました。
【昔懐かし】といっても、そもそもこのナチュラルCO2システムをご存じない人は、
――どんなCO2ディフューザー?
ということになりますでしょうから、まずはそのディフューザーとしては珍しい形状をご覧ください。
なにやらジグザクと迷路のように壁が走っており、すごく興味深い形をしていますよね!
いわゆる私たちが今利用しているセラミックプレートのCO2ディフューザーと、それ以前のCO2拡散筒のちょうど中間のようなディフューザーとなっています。
なお、今回の記事ですが、そもそも、ディフューザーというのは”拡散する道具”という意味ですから、拡散筒であろうがセラミックプレートであろうがどちらもディフューザーなわけなのですので、(ちょっと違和感がありますが)上の写真のような拡散器具を”ディフューザー”という単語に統一して紹介していきたいと思います。
さて、
こういったジグザク形状のディフューザーですが、実はアクアリウムの世界にはそれほど多くありません。
・NUTRAFIN ナチュラルCO2システム【今回紹介】
(Hugen Nutrafin CO2 Natural Plant System)
もしくは
・Dennerle社CO2フリッパー
(Dennerle CO2 Flipper)
※()内は海外で販売されている名前となっています。検索のお供にどうぞ。
ごん太の知っている限りですが、日本で販売されていたジグザグ型のCO2ディフューザーは、上の2種類ぐらいでしょう。
そしてどうやら、
両者とも現在日本では新規の販売はされていないようです。
ごん太が今回紹介するディフューザーを”再び”購入できた際、箱はボロボロとまではいかないものの、ほこりをかぶった状態でした。
そんなアイテムなわけでして、当記事を読むにあたり冒頭より注意事項があります。
!注意!
今回紹介するアクアリウムグッズはどちらかと言えば”骨董品”の部類に入るアイテムです。
おまけに、セラミックプレートを利用していないディフューザーですから溶解効率はセラミックプレート式と比べると期待できません
そんな道具を取り上げている記事ですので、一応はレビューの体裁をとっておりますが、水草アクアリストさんの知識の肥やしや話のタネになれば、という思いで記しています。
ですから……
「エアの細かいCO2ディフューザーを探している!」
「発酵式でも利用できるCO2ディフューザーはどれ?」
そんな人は今回の記事で紹介するような古い器具ではなく、なるべく現在販売されている物を利用すべきだとは思います。
……というわけでして、果てしなく検索需要が少ない記事になると思いますので、手短に述べていきたいと思います。
当サイトへお越しいただいた際の土産話にしてもらえれば幸いです。
NUTRAFIN ナチュラルCO2システムを購入した経緯
15年以上前の思い出
さて、そもそもごん太がこのCO2ディフューザーに出会ったのは、15年以上前の某都市にある東急ハンズ。
最近はめっきり縮小傾向がありますが、その頃”東急ハンズ”と言えば実に多種多様なグッズが置いてあり、現在で言うこと頃のIKEAをDIYと趣味の世界に振り切った実に興味深い大型店だったのです。
ロードレーサーがあれば鉄道模型があり、熱帯魚がいて観葉植物があり……それはそれはちょっと不思議な世界を醸し出していました。
当時ごん太はアクアリウムを始めたばかりであったこともあり、アクアリウム用品の調達にちょっと困って今いた。
と言いますのは、ホームセンターでは商品群が少なすぎ、アクアリウムショップは妙に敷居が高く感じたからです。
なので、こういった大型店舗内でほとんどを済ませていたわけです。
(……そのうち、お気に入りのショップを見つけ通うことになるのですが、それはまた別のお話。)
そんなある日東急ハンズの店内の水槽を見てみると、水草のある水槽側面に妙なものがついている。
四角い箱の中を気泡が右に左にジグザグと。
そして上に行けば行くほどその気泡が小さくなる。
その時アクアリウムのお師匠さんと同行していたので、すかさずこれは何か? と問い尋ねると、CO2の添加器具であると返答をもらいました。
”CO2は水に溶けやすい!”
とはおそらく中学校の理科の実験で習うことなのでしょうが、まさかこんな目に見える形で溶けていくとは露知らず、一瞬で一目ぼれしてしまいました。
(どれくらい溶けるの?という話はレビューで述べたいと思います。)
一度目の購入
それを実際に購入することになるのは、それから幾月か経ったのちのこと。
好奇心旺盛なごん太はいよいよプレコ水槽のみならず、水草水槽にも手を出してみようと、あれやこれやと調べて回ります。
そこで、思い出したのが”ジグザグのそれ”。
道具の名前がわからず、ネットで検索してもそれらしいものが検索されず、右往左往していました。
それを求め商品棚においてあった東急ハンズに買いにいったものの既に商品はなく、結局は小型ボンベ式CO2一式を購入し水草水槽をスタートさせることになりました。
そんなある日、当時興味を持つつあったポリプテルスの”とある種”を探し求め、その当時ものすごく有名だったお店を訪れた際に、そのジグザグCO2ディフューザーを発見して即購入。
すぐさま家に戻り慌てて小型ボンベを取り外し、このシステムを利用してみることにしたのですが……
――しかしまぁ――
色々と利用上の不都合があり、結局は小型ボンベに戻ることになりました。
恋焦がれて購入したのですが、アクアリウム用品箱と肥やしになり、最終的に引っ越し時に邪魔だからとお別れを告げることにしました。
そして約15年超しの再購入
しかし、再びアクアリウムを始めると妙にそれが恋しい。
そう思い探してみるものの、いつの間にか廃盤になっているのかチャームやamazonでは取り扱っていないようでした。
なので、最近は行ってなかったのですが、昔の記憶を頼りに休日にアクアリウムショップ巡りを慣行。
ネット通販に慣れ親しんだごん太にとって、ショップまで移動するための時間の消費が痛手ではありますが、やはりショップで魚や器具を探し回るワクワク感はたまらないものがあります。
肝心のCO2ディフューザーは、何日目かで訪れたショップにて、随分とほこりをかぶった状態で安置されているのを発見し、無事我が家にお連れすることができました。
というわけで少々長い経緯でしたが、↓からはそんなNUTRAFIN ナチュラルCO2システムの紹介となります。
NUTRAFIN ナチュラルCO2システムの紹介
セット内容一覧
まずはセット内容の紹介となります。
右上から……
・3D CO2拡散装置
・キスゴム
・エアチューブ
・バイオコンポーネントセット
・発酵コンテナと過圧力回避安全蓋
・ホルダー
というわけで、実はこのシステムですが、
発酵式CO2添加システムのセットとなっております。
今回は、その3D CO2拡散装置ことCO2ディフューザーを小型ボンベ式CO2添加で流用してみた!という話なわけです。
なお、バイオコンポーネントセットという不思議な名前が付いている箱は、液体培地とCO2を発生させる酵母の粉末のセットです。
詳しくは↓で述べていきたいと思います。
発酵コンテナ
まずはグレーの大きい円筒状の発酵コンテナと蓋。
上の写真のように、発酵コンテナとディフューザーの間はエアチューブのみという簡単な構成となっています。
これはディフューザーがドロップカウンターを兼ねていることや、発酵式ゆえにスピードコントローラーを取り付けられないためです。
(とは言え、実際の利用にあたっては逆止弁をエアチューブの途中に設置したほうがよさそうです。)
さて、このコンテナですが、大きく重そうな見た目とは裏腹に裏側にホルダーを取り付けるための穴が付いていますので、水槽の縁に引っ掛けることができ、なかなか便利です。
またその蓋は特殊加工によりCO2の経路が閉塞し加圧状態になると、蓋のプラグが拡大して圧力を逃がし暴発を回避できる構造となっているため、発酵式でよく利用するペットボトルよりも何かと安心です。
そんなよく出来たコンテナの中に入るのは、↓の3種の粉末からなるバイオコンポーネントです。
これらにより発酵が行われCO2が供給されるというわけです。
と、ここでバイオコンポーネントの箱裏にある説明をよく読みます。
えーっと何々……
”製造日より18ケ月以内にご使用ください(袋に表示)”
――ふむふむ。ということは、このセットができた年がわかるわけだな。
そんなこんなで製造年月をチェックしてみると
09.2004 ……!!?
なんと培地と酵母は17年前のものでした。
もしかしたら、この記事を読んでくれた人の中には、17年前に生まれてない人もいるのではないでしょうか?。
とは言え、17年前のものが、ほこりをかぶっていたとはいえ、これだけ美しく販売されていたのですから驚きです!!
さて、
この粉末で酵母が入った液体培地が出来上がり、それによりCO2を水槽内に供給すると記憶しているのですが、どうにもこうにもうろ覚えです。
といいますのは、酵母を利用した発酵ならばイースト臭ないしはお酒の匂いがしたはずなのですが、当時の記憶ではそこまで強烈な香りは無かったような気がします。
じゃあ使ってみれば? ということなるのですが、さすがに17年前の培地を利用するの勇気がいるなぁ……と手をこまねいている次第です。
兎にも角にも説明書には、
”――ワインを作るための発酵プロセスと同じような――”
と記載されているのわけですから、発酵臭があるなしにかかわらず酵母を利用しているのは確かなようで、培地に様々な栄養源となるものやバッファーを混ぜて、より長期間CO2を得ているものだと思われます。
なお、過去利用した経験で述べますが、CO2供給量や速度、そして発生期間はイースト菌と砂糖を利用した液体ないしは寒天培地式の発酵式CO2添加のそれとよく似たものであったと記憶しています。
CO2ディフューザー
最後は件のディフューザー。
こういった気泡がジグザクと進むディフューザーは、日本ではそれほど普及が進んでいないようで何という名前が付いている方式なのか、実はごん太もよくわかっていません。
ただまぁ英語では"co2 ladder diffuser"という単語の組み合わせでyoutubeやらgoogleの検索やらが引っ掛かりますので、ラダーディフューザーもしくは、はしご状ディフューザーといったところが正しく名前なのでしょう。
話変わりまして、
このディフューザーが機能する仕組みについて軽く述べたいと思います。
まず、ケースの端にCO2が通るエアチューブを差し込み、ジグザグ階段の最下層にCO2の気泡を排出させます。
なお、実は最下層以外にも排出できる箇所が2か所あり、最下層は180L以上の水槽用、中段は180~30Lまでの水槽用、一番上は20~30L以下の水槽用となっており、差し込む深さによりCO2の濃度を調節できる仕組みとなっています。
そのようにして排出されたCO2の気泡は、自身の浮力で上に上がろうとするため、ジグザクと階段を登りながらも水流とぶつかり、溶けていきます。
CO2の気泡は少しずつ溶けては小さくなって浮力が減っていきますから、ジグザグに駆け上るスピードも遅くなり、結果としてその水中に留まる時間も長くなるために、よりCO2が溶け込んでいく……という仕組みになっています。
ですから、面白い構造ではありますが、
溶解効率を上げるために実によく考えられているディフューザーなのです。
というわけで、話がレビューになってきましたので、次章に移りたいと思います。
レビュー
見て楽しい!
――CO2の気泡が右に左に!
本来なら動画を用意して紹介したいところなのですが、あいにくごん太は動画撮影と編集はからっきしわかりません。
とは言え、こういった形式のCO2ディフューザーは日本では普及しておらず、わかりやすい日本語の解説動画も見当たらないようです。
ですので、ここではyoutubeでの海外製動画を検索するためのワードを述べるに留めておきたいと思います。
co2 ladder diffuser
や
co2 flipper
という単語で検索するとどれも外国の動画ですが検索に引っ掛かるようです。
そんなNUTRAFIN ナチュラルCO2システムのディフューザーですが、
やはりジグザグした動きが見ていて楽しいCO2ディフューザーで、多くの人の興味を引き寄せるようです。
ごん太の家族もしばらくはこのジグザクとした不思議な動きをする気泡に見とれていました。
最近ではセラミックプレート式CO2ディフューザーの中に、昔懐かしスパイラル式拡散筒のような構造を持つものもありますから、現在でもCO2添加を見て楽しむという需要は決して少なくないように思えます。
水槽というのはどうしてもマニアックな方向性に突き進みやすいですが、
こういった器具でアクアリウムと縁もゆかりもない人に興味を持ってもらうというのは、水槽を維持管理する協力者を増やす意味でも大切なことかと思います。
低圧でもOK発酵式にも使える!
さて、このCO2ディフューザーですが、目細かいセラミックプレートを強い圧力で無理やり通す構造ではないため、
圧力が弱い発酵式でも十分に利用できます。
というよりは、発酵式CO2添加のディフューザーをごん太が勝手に小型ボンベで流用しているだけですから、最初から低圧で利用されることは織り込み済みなCO2ディフューザーです。
また、CO2の供給量をコックなどでコントロールできない発酵式ですから、ディフューザー側で排出される量、すなわちCO2濃度をできるのもなかなか良い点です。
発酵式ユーザーにはなかなかいいことづくめなディフューザーなのですが、
しかし、なんといっても15年以上前の商品です。
そもそも、この記事で紹介しているディフューザーそれ以外の拡散筒は、一部を除きもはや販売されていないものが多く、手に入れるのが難しい状況です。
最近は発酵式対応のストーンがいくつか出ているようですから、無理に古いものを利用せずとも、溶解効率がよく設置スペースもとられないそれらを利用するべきだと、ごん太は考えます。
コケで詰まらない!目立たない
こういったディフューザーや拡散筒は、そもそもセラミックプレーがありませんから、
コケで目詰まりして、CO2の気泡が大きい!溶解効率落ちる!
とういような事は起こりません。
そもそも、細かい気泡を水中にスプレーのごとく噴霧するという仕組みではなく、浮力を利用して大きな気泡の右に左に動かさせ、水と接触させ溶解させるする仕組みです。
ですから、たかだか表面にコケが付く程度では大きな問題にはならず、浮力をもったCO2の気泡は難なくコケを乗り越え水面を目指しジグザクと移動し続けます。
ですから、CO2が詰まって出ない!ということは、よほどアオミドロでがんじがらめに頑固にこびり付かないと起きません。
ですからコケ汚れに強いディフューザーであるのです。
ブラシでゴシゴシ洗えるので……
やはり構造的には複雑ですから洗う手間は確かにありますが、ディフューザー自体プラスチックでできており、セラミックプレートやガラス管などの繊細なパーツがありません。
ですから、歯ブラシでゴシゴシと洗っても、パーツが傷つくということはありません。
つまりは、
ハイターなどの塩素のお世話にならずとも、綺麗に洗浄でき機能も復活するので、セラミックプレート式CO2ディフューザーのように毎回塩素を利用して入念にカルキ抜きですすぎ、残留塩素がないかビクビクしながら設置する必要はありません。
あまりにも汚れが気になるようなときは、多くのアクア用プラスチックパーツと同じく、薄めた木酢液を吹きかけ数分放置し、ブラシで丁寧に洗浄すると綺麗になります。
思った以上に溶解効率がいいかもしれない
さて、何度も述べていますが、原理的には細長い通路を大きな浮力で移動しながら水と接触し、気泡内にあるCO2が溶けていく仕組みのディフューザーです。
上の写真では、上下の赤丸内にそれぞれエアチューブから排出されたばかりの気泡と水面付近まで登ってきた気泡を2つを捉えてみました。
下端から排出された気泡はディフューザー上端に移動し終わると、その多くは直径が1/4~1/5程度のサイズになっています。
ここで中学校で習った球の体積の計算式を思い出してみると4/3πr^3ですから、
つまり球の直径が1/2になれば、体積は1/8(12.5%)になるということを意味しています。
仮に直径が1/3なると、それは1/27(3.7%)に体積が減少したことになります。
ディフューザーに送られた96.3%のCO2が溶けたわけですから、
そう考えると……よく溶けていると思いませんか?
ただまぁ、やはりセラミックプレート式の溶解効率には敵わないでしょう。
大きい小型水槽には向かない
ここからは、今回の紹介したジグザグ型のCO2ディフューザーなど、セラミックプレートを利用しないディフューザーや拡散筒の不都合な点を述べていきたいと思います。
まず何と言っても、大きいですし、気泡が右に左にジグザグと動くわけですから、非常によく目立ちます。
――”遊び心”なんて持ってのほか! ただただ、小さな自然を再現したいんだ!!
という人には果てしなく邪魔になります。
また、今回紹介しているNUTRAFINのディフューザー本体側でCO2の溶解具合を調節できますが、せいぜい20Lまでのようですから、利用できる水槽は30cmキューブや45cm規格水槽まで。
それ以下の水量となるとCO2濃度が高くなりすぎる危険性もあります。
もっとも、CO2の供給量をコックで絞れない発酵式ならまだしも、スピードコントローラーで調節できるボンベ式ならば、濃度の問題は大きな問題にはならないはずです。
しかしまぁ、どちらにせよディフューザー自体が大きくて設置スペースが必要になるで、小さな水槽には不向きです。
これがごん太が15年以上前にこのCO2ディフューザーを利用するのをやめた理由です。
ジグザグの壁がむき出しなので
NUTRAFIN ナチュラルCO2システムのディフューザーは、ジグザグ構造を作り出している壁がむき出しですから、そこに流れてきた水草の葉や枯葉などが挟まると、CO2の気泡を通せんぼしてまうことが起こりえます。
通せんぼされ止まっているCO2は、後ろから来たCO2の気泡と合体して大きくなり続け、最終的にはジグザグ迷路から逸れて、水面へと一直線に浮上しますので溶解効率が悪くなります。
確かにコケには強いCO2ディフューザーですが、大きなゴミには弱いのです。
トリミング後の水草などが引っ掛からないよう、詰まりづらいと言えども定期的にチェックしてあげる必要があります。
総評
さて、こういったラダータイプのCO2ディフューザーや拡散筒はCO2の溶解効率や取り回しが悪く過去に消えていった商品です。
CO2と簡単にいいますが、ようするにそれって添加材と同じで”お金”なわけですから、効率の悪い商品は、商品は淘汰されて当然と考える人もいるとは思います。
また、なにかと水景を重視する水草水槽です。
目立つ道具はなるべく水槽内に置きたくない!という需要が強く、それらが美しいCO2ディフューザーや水槽外での強制添加へとつながっていったと、ごん太は考えます。
おまけに、約15年前のアクアリウムグッズです。
そんな時代遅れなアクアリウムグッズですから、余程興味がなければ積極的に手を出すのはやめておいた方が良さそうです。
しかし、非効率的で良く目立ち時代遅れではありますが、このディフューザーに人を惹きつける力があるとごん太は思うのです。
結局何が言いたいのかと言いますと、
まるで”本物の自然を切り取ったような美しさ”
でも
”不思議な動きで興味を引き寄せる器具”
でもどちらでもいいのです。
そこから自分以外のまわりの人にアクアリウムへ関心を持ってもらう……これって、実は長期飼育するうえでもっとも大切なことだとごん太は考えています。
いつも自分が水替えできるとは限りません。
時には他人の手を借りなくてはいけない時もあります。
そのためにも、多くの人も楽しめるアクアリウムであるべきです。
それを伝えたくて、今回あえて15年も前のCO2ディフューザーのレビュー記事を書いた理由です。
というわけで、今回の話はここまで。
長文読んでいただきありがとうございました。
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