定規でバックスクリーンを貼ってみたよ!
どうもこんにちは、ごん太です。
さて、突然ですが、新しい45cm規格水槽を買いました。
今回はこれに、バックスクリーンを貼り付けていきます。
もちろん、それだけでは記事として面白くないので……
霧吹きなし、ゴムヘラなしで作業していきたいと思います。
当然、それらはあった方が、より簡単です。
しかし、定規とカッターナイフがあれば、実はスプレーボトルやスクレーパーがなくても、綺麗に付けられるのです。(そもそも、昔はそんな気の利いたセット品なんて、売っていませんでした……。)
ただし、手先が器用でない人や、そもそも貼り付けに不慣れな人は、失敗する可能性が十分にあります。
技量や経験に見合った、道具や方法を選びましょう。
それでは本文へと入っていきます。続きをどうぞ!
※なお、今回の記事も長めの文章となっております。忙しい人は下目次リンクより、お目当てのパートにジャンプしてくださいね。ネット上では飛べない目次もありますが、うちのは飛べますので是非ご利用ください。
道具
今回はレビュー記事ではないので、経緯の詳細やパッケージ紹介等はしません。また、水槽を交換することにした理由は、次回述べようと思います。
さて、以下に利用した道具を一覧でまとめ、各々の利用目的を、さらにその下に簡単に記しておきます。
- 水槽
- バックスクリーン
- 中性洗剤
- 水
- 容器
- 定規(長め)
- カッターナイフ
- ハサミ
水槽
これがなくては始まりません。今回は45cm規格水槽を用意しました。
アクロ・45cm規格水槽、ブラックシリコン仕様です。
お値段3,000円なり
(セール品でした。現在は4,500円)
過去に、黒のフチあり45cm規格水槽の利用していたことがあり、そのイメージと被るので避けていたのですが、値段に惹かれてこちらに決めました。
バックスクリーン
合わせるスクリーンは……
アルティ45サンド
これは、45cm規格水槽用(サイズ50cm×50cm)の物で、背面を白のすりガラス状にできるバックスクリーンです。いつぞや投稿しました、「なんちゃってミスト水槽」のようにする背景となります。
ざっくりと所感を述べるにとどめておきますが、よく選ばれる単色(黒や青や緑など)のフィルムと比べ、やや厚めで固めの素材となっています。
そのためロール紙(型紙)から剥がすときはなかなか苦心しましたが、ぶ厚く強靭ですので遠慮なくゴシゴシ気泡抜きを出来ました。
スクリーンの厚みは、……やはり一長一短を生みますね。
中性洗剤
バックスクリーンをガラスと密着させるために使います。
今回使用した物は、我が家で毎日利用している食器洗い洗剤・JOYです。
食器用中性洗剤なら、何でもいいでしょう。
容器・水
水は水道水。それを中性洗剤で薄めます。
バックスクリーン貼り付けにおいて、中性洗剤の〝原液〟を直接水槽に利用することはありません!
(直接ぬりたくって、ツルツルアワアワになった経験者は、ごん太だけで十分です。あぁ、初心者だった頃のわたしに言ってやりたい……。)
この容器に薄めた中性洗剤を入れます。最大でも100ml程度入れば十分です。わたしは、50ml程度入るガラス製のおちょこを利用しました。
45cm規格水槽では、それでもあまりました。
定規
今回の主役。ゴムヘラの代わりとして利用します。
ペンケースなどに入るサイズではなく、なるべく長い方が作業しやすいでしょう。
わたしは、プラスチック製の35cmあるものを家から探して使いました。
また、水槽に当たる長い辺が、なるべく綺麗に真っ平であり、かつ極端に鋭利でないものをお勧めします。さらに言えば、使う前に定規の測る部分を、指を当ててなぞってみましょう。
デコボコとした欠けが少しでもある物は、バックスクリーンをキズつける可能性があります。
今回の作業で使用するの避けましょう。
利用する定規は100均で売っている物で、全く問題ないとは思いますが、以上の点を十分注意して選びましょう。
カッターナイフ
作業の終盤で、あまったバックスクリーンをカットして、取り除くのに使用します。
なるべく鋭いものを利用したいところです。もっているなら、デザインナイフの方が切りやすいかもしれません。今回は100均で売っていた物を用意しました。
ハサミ
作業の最終盤、ごくわずかに残ったスクリーンを、丁寧にカットするのに利用します。
無理して使わなくても問題ありません。詳しくは後述します。
方法
それでは、このパートから貼り付けていきましょう!
まずは水槽を洗う
梱包を解いて、そのままお風呂場へレッツゴー!
新しい水槽です。水だけで念入りに洗っておきましょう。とりわけ、内部とバックスクリーンを付ける背面を、重点的に洗います。
作業始めてから……
ゴミが残っていた!
水を入れたら埃や油が浮いてきた!
では、何かと手間がかかり、大変な思いをします。急がば回れなのです。
中性洗剤を水で薄める
水で薄めた中性洗剤を作ります。
分量は水100mlに1滴です。
作った物は若干泡立ちますが、サラサラとしており、シャボン玉のような大きな気泡ができる気配はありません。
なお、次の工程より素手で直接ガラス面に触れますので、この際ついでに手を良く洗っておきましょう。
以降の作業において、中性洗剤〝原液〟を利用することはありません。
(使うのは薄めた中性洗剤をですよー? 間違えないようにしましょうねー。)
薄めた中性洗剤を塗る
ここから先は、水槽、薄めた中性洗剤、バックスクリーン、定規、カッター、ハサミを手元に準備してからの作業となります。
まずは、水槽の背面が上になるように置きましょう。
次いで容器に組んである薄めた洗剤を、ダバー! と水槽外側背面に垂らします。そして、良く洗った手で、背面にくまなく塗っていきます。
せっかく手を使っていまから、ここでガラス面を手のひらや指でやさしく撫でてましょう。
髪の毛の厚みすらもわかる人間の手ですから、ゴミがあるならばすぐにわかるはずです。その場合は、キズをつけないよう丁寧に除去しましょう。
角を合わせつつ、剥がして乗せる
この作業が一番の難関です。
わたしの経験では、気泡を抜くでもなく、カットするでもなく、ここの作業でトラブルが起きることが多いように感じられます。
①バックスクリーンを型紙から少しだけめくる
まずは、スクリーンを型紙からめくります。素材によりけりですが、真ん中よりも角からの方が剥がしやすいでしょう。とにもかくにも、右側5cmほどをめくっておきます。
このとき、力を掛けてめくらないように注意しましょう。
力を加えすぎるとスクリーンが歪み、いつまでたってもその個所だけ気泡が抜けなくなります。結果、うまく貼り付かず水景を乱す原因となるので、注意しましょう。
ごん太の経験では、フィルム状で薄い物よりも、ぶ厚い物の方が、取り外しづらいような気がします。
②角を合わせて水槽に乗せる
まだ半分以上ロール紙に付いたまま、水槽の上に乗せます。
このときバックスクリーンのめくられている部分は、先ほどの作業で作った右側5cmほどのみ。このめくってある部分の角を、水槽の角と合わせます。
水槽正面から見て、上端と右側の縁、もしくは上端と左側の縁に合わせるのが、大変おすすめです。
下端に合わせてしまうと、一番目立つ上端側のスクリーンのあまりを、ご自身でカットすることになります。このカットに失敗すると、バックスクリーンのちょい残しが生まれます。
これが目につきやすく、さらには、水滴が入り込み剥がれやすくもなりますので、なるべく上端に合わせることをお勧めしています。
対して、下端のカットに失敗した場合、直接目に触れる部分ではありませんし、前面から見ても底床がありますから、隠れてしまうことが多いです。また、水滴が垂れて来ても、隙間に入り込むことは少なくなります。
ですので、少なくとも水槽上端とバックスクリーンの一辺は、できるかぎり合わせておきましょう。なお、このとき角=二辺をぴたりと合わせておくと、後の工程が大変楽になります。
……今回はバックスクリーンの貼り付けは久方ぶりで、そんなことすっかり忘れて、下端と左側のラインに合わせてしまいました。また角合わせも大味です。
その後の作業で、大変苦労をすることになりましたとさ♪
③バックスクリーンからロール紙を全て外す
角が合わさったら、ロール紙を引っ張るようにしてスクリーンを剥がしつつ、そのまま水槽に乗せていきます。
型紙にはかなりの巻き癖が、これでもか! とついていることもあります。そのため、固さや厚みによっては難儀することもあります。ゆっくりと地道に型紙から剥がしましょう。
④、角を合わせる(再調整)
バックスクリーンの角やラインを綺麗に合わせてない人は、なるべくこのタイミングで合わせましょう。
洗剤が多く塗ってあると、手で押すだけでスイー……とスクリーンがずれてくれることもあります。
しかし、動かない状態を指でグイグイと押すと、やぶれたりしわになったり。
失敗の原因になります。
その場合はそっとめくり、ガラス面とフィルムの間に薄めた中性洗剤を、まんべんなくたっぷり足して、そっと動かしてみましょう。
それでも動かない場合は、折り目を作らないように、地道に少しずつずらしていきましょう。
また……
極端に薄い物では、ガバッ! とめくるとビリビリっ! と破けてしまう物もあります。
赤子の肌を触るごとく、ソフトにゆっくりと作業をしましょう。
また、作業中、厚みと巻き癖によっては、バックスクリーン同士が貼り付くこともあります。バックスクリーンの裏側には粘着剤が塗ってあるからです。その際はあわてず騒がず、やさしく剥がしてあげましょう。
繰り返しますが……
- やぶらないこと
- ゆがませないこと
- しわをつくらないこと
- 薄めた洗剤はたっぷりと
以上4点を守りつつ、ゆっくりと丁寧に作業しましょう。
わたしの経験の中では、薄い素材は柔らかく巻き癖が弱い分、ロール紙から剥がしやすいですが、同時に破れやすいようです。
今回貼り付けた物のように厚みがある物は、破れにくいですが巻き癖が強く剥がしづらいようです。
製品の特徴を把握して、作業しましょう。
そんなこんなで、綺麗に乗せられました!
今回の作業では⑤は行わず、この状態で気泡を抜いていきたいと思います。
⑤角を合わせられないのであれば……
あー! めんどくさいっ!!
という人は無理に角を合わせず、作業の一番最後にカッターで切り落とすことにしましょう。
何度も何度も……
剥がして……ずらして……
ずらしては……剥がして……
↑を繰り返せば、やぶいたりシワがよったりするリスクが増えるからです。
この場合上下左右の4回カットすることになります。慣れないうちは綺麗に切るのは難しく、汚くなってしまうこともあります。
……が、やぶいた! ゆがんだ! しわができた! よりは幾分ましでしょう。
〝あえて角を合わせない〟と決めたなら、幅3cm余分にスクリーンをはみ出させておきましょう。
指で摘まみやすく、後々作業しやすくなりますのでお勧めです。
気泡を抜く
このパートは、バックスクリーンに入り込んだ気泡を、定規で抜いていく方法の紹介となります。
①定規で気泡を押し出す
定規を当てる前にまずは、バックスクリーンの表側にたっぷりと薄めた洗剤を塗りましょう。
摩擦が少なくなり、やぶけづらくなるからです。
次いで、定規をそっと当てゆっくりスライドし、ガラスとスクリーンの間に残っている空気を、優しい力で押し出していきます。
ここで実際の作業をご覧ください。
まず、そっと定規を当てます。↓
力を掛けずゆっくりとスライドさせ、気泡を上側に向かって押していきます。↓
すると大きな気泡が、定規に押し出され、抜けました! ↓
それでは、もう一度。
まずは、定規をそっと当てて……
ゆっくりとスライド。
そのまま、水槽の外に気泡を追い出します。
この作業では洗剤を使っていますが、とりわけフィルムのように薄い素材においては、やぶけやすいことには変わりはありません。力を込めてゴシゴシするようなことはせず、丁寧にソフトタッチを繰り返し、気泡を押し出しましょう。
定規を使って、優しい力加減で気泡を押し出すこと、数十回……
上側の大きな気泡は抜けてきました!
が……まだまだ不十分です。
このあと、上側下側共に何度も気繰り返し、気泡を完全に抜きました。
なお、順番が前後しますが時折↓③のように水槽前面からゴミや気泡が入っていないかチェックしながら作業しましょう。
②気泡が抜けない!
どうしても取れない気泡は、無理に定規で抜こうとしないでください。
まずは指で押してみてください。
位置を変えてから再び定規で押す、もしくは、そのまま指で押し出してみましょう。
それでも空気が抜けない時は……
奥の手ですが一度そーっとめくって、たっぷりと薄めた洗剤を塗った後貼り付けて、定規で気泡を押し出してみてください。うまくいけば気泡はなくなるはずです。
……が、それでも空気が抜けない!!
ということもあります。
残念ですが、もしかすると、どこかで無理な力が掛かってしまい、スクリーンが歪んでいるのかもしれません。
こうなってしまうと、もう直せません。諦めましょう。
③ゴミや気泡が残っていないかチェック!
まだ完全に乾いてない状態で、必ず一度は水槽正面から見てみましょう。
バックスクリーンを貼ってある面には手を置かず、側面などをつかんでそっと水槽を持ち上げてみましょう。
そして、つぶさに観察して、異物が入り込んでいないかチェックしましょう。
ゴミが入っていれば、その個所だけ「・」のような点が出来ているはずです。
気泡が残っていればその部分だけ色の薄い円ができているはずです。
気泡を見つけた時は、定規や指で押し出しましょう。
ゴミが残っている場合は、残念ですが気泡のように押し出しては、除去できません。
洗剤が抜けきり乾燥する前ならば、丁寧に剥がして貼り直せば、まだまだ直せます。
まずは、ゆっくりと剥がし、原因を取り除きましょう。再び薄めた洗剤をたっぷりと塗って貼り付け、入った気泡を抜けば元通りです。
以上、①~③を繰り返し、できるかぎり綺麗に貼りましょう。
④どこまで気泡を抜けばいいの? 水を抜けばいいの?
さて、どこまで気泡や水分を抜けばいいのか? ということについてですが……
気泡は完全に抜きましょう!
対して、水分は後々乾燥して全てなくなるので、全部抜かなくても大丈夫です。
具体的には指で少々強めにおしてズレなければOKです。
意固地になって中性洗剤を【完全】に抜こうとすると、キズやヤブレの原因となりますので注意しましょう。
しかし、水の抜きが不十分では、カッターであまりを切り取る際に、ズレて難儀することになります。指で摘まんでもスクリーンが動かない程度までは、水を抜きましょう。
余分な部分をカットする
綺麗に貼れたら、はみ出したバックスクリーンを切り取ります。
水槽のフチを定規代わりにして、滑らせるようにカットしていきます。
はみ出す部分が完全になくなるよう、一直線に切ると大変美しく、また剥がれづらくなります。この時、まずないとは思いますが……
内側をえぐらないように注意して下さい。
こうなってしまうとリカバリー不能です。そのため、ガラスのフチをカッターのガイドにしているのです。
それでは、実際にスクリーンのあまりをカットしてみましょう!
――って、あぁっ!!
……切りはじめを失敗してしまいました(汗)。
このように、慣れていても、一瞬の油断で1mmや2mm残してしまうことがあります。
このままでは、大変残念な外見となりますので、写真の【ちょい残し】を修正していきます。
まずは失敗した部分を、作業しやすい手前側に持ってきて……
水槽のフチを利用して、真っ平にカットしていきます。
この時、カッターが良く切れるほど修正は容易です。
それでも、グニャグニャとスクリーンが動き、カットするには多少の技量と経験が必要なときもあります。
もちろん、それ如何では……
スクリーンのあまりが、上手にカットできない!!
という事態も起こり得ます。
とりわけ手先が器用でない人や、慣れていない人にはよくあることです。
そうたときの、わたしがお勧めなな方法は、以下2つです。
1つは、部分的に剥がして、はさみで出っ貼っている部分をカットしてしまう方法。再び薄めた中性洗剤を塗り、さらに気泡抜きをすることになりますが、比較的綺麗に仕上げられます。
もう1つは、残ってしまっている部分が左右や下端の場合のみですが、1mm程度なら無視してしまっても、問題ありません。目に触れる機会、さらには水滴が入り込む機会が少ないからです。
正直な話、外見さえ気にしなければ、1~2mm程度なら上側の水槽のフチでも大きな問題にはなりにくいです。
なんにせよ、水槽上端を綺麗にしたいのであれば、前もって水槽上端にバックスクリーンを合わせましょう。
そんなこんなで、無事切り終えることができました!
よく乾かす
以下の作業を終えると、バックスクリーンを剥がして修正するのが、難しくなります!!
(この作業をする前に、修正は済ませましょう。)
バックスクリーンの余分をカットしたら、よく乾かしましょう。
室温で1~2時間放置するだけで大丈夫です。
乾く前に、慌てて背景の上から外部フィルターのキスゴムなどを取り付け・剥がすと、一緒に背景も剥がれることもあります。特にエーハイムの物は吸着力が強力ですのでご注意ください。
また、乾燥時間があるため、よほど水槽が破損した! などの場合を除き、時間的に余裕をもって作業することをおすすめしたいと思います。
内側を洗おう!
これが最後の作業となります。
スプレーボトルを利用しても同じことが言えますが、たっぷりと洗剤を使うため、水槽の内側に残ってしまうことがあります。
もし洗剤が残っていると、魚のエラに良くありません。乾燥したら内側を必ず水洗いしましょう。
今回は2時間乾燥させて、水洗いしました。
十分乾燥させてありますので、↑の写真のように背面を水洗いしても、バックスクリーンが剥がれるようなことはありません。
できあがり!
というわけで、ゴムヘラと霧吹きなしでも綺麗に貼りつけられました。
この写真は、漏水確認+アク抜き(古くからの習慣がやめられない)のため、水を貼り一昼夜放置中のものです
この後、水槽の交換となるのですが、それについては次回述べていきたいと思います。
バックスクリーンを貼るコツ
この記事を書きつつ、歴代の水槽を思い返してみたところ、今回で通算7回目の作業となるようです。
美しく貼れるようになるまで、いままでたくさんの失敗も経験しました。
多くが、やぶれ、ゆがみ、しわです。
この3つの失敗は、外周のやや内側でよく起きるような気がします。結果として水景が台無しになり、リカバリーも効かないので、買い直しとなります。
力加減には十分注意しましょう!
対してゴミや気泡残りは可愛いものです。十分修正が効くからです。乾燥する前は剥がしやすいので、なるべく乾燥前に良くチェックして、気が付いたらすぐに直しましょう。
また、繰り返しますが、カットを失敗したとしても、外側に膨らむ限りは大きな問題にはなりません。左右と下端にスクリーンのあまりがあったとしても、それほど水景を邪魔しません。また、水や手が触れことは少ないため、剥がれのきっかけとなりづらいのです。
仮に上端のスクリーンのあまりが、外側に多少残っていたとしても、余程満水にしない限り「水景」の邪魔にはなりません。外側から覗き込んでもライトに隠れてしまうこともありますから、多少切り残してしまっても、気に病む必要はありません。
完璧主義の人は、上端の余分をカットするのではなく、角を合わせることに心血を注いだ方が、期待を裏切らない美しさとなるでしょう。
結局バックスクリーン貼りは……
一発勝負! ではありません。リカバリーが効くことの方が多いです。
力を掛け過ぎると失敗しやすいですから、ゆっくりと丁寧に作業したいものです。
ゴムヘラと霧吹きを利用しないなら、なおさらです。
そうして貼ったバックスクリーンは、使った時間に見合ったものになります。
時間や心にゆとりがあるときに作業をしたいものです。
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