プレコ飼育の寝る前の面倒事を解決してみる
梅が開花し、桜の蕾も色味を増す季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
どうも、こんにちは。ごん太です。
さて、今回はプレタブを……
100均グッズ割るっ!
ただそれだけ。プレコ飼育者向けな幅の狭い記事です。
特段掘り下げる部分もなければ、長文にするような深い話でもありません。
ササっと短文で一部始終を紹介していきたいと思います。
それでは続きをどうぞ!
話の経緯
プレコタブレットは大きい
プレコの定番の餌といえば、プレコタブレット。
略してプレタブ。これらのおかげで、安心してプレコを飼育できるようになって久しいです。
現在では、キョーリンか、ニチドウ、テトラ、複数の会社から販売されるようになりました。
それら共通点を端的に言えば、丸いこと、良く沈むこと、
そして、1個丸っとあげると多すぎなこと。
もちろん、ディスカス水槽のお掃除をしているセルフィンちゃんや、ヌシさまサイズのグリーンロイヤル君なら1匹1個が適正量です。
しかし、コレクション性が高くプレコマンション向きな小型中型プレコには、少々大きすぎるのです。
では、大きすぎる餌の何がいけないのか?
残飯が出てしまうことです。
流木に踏まれ、水を汚し、フィルターに詰まれば、調子が上がるわけもなく……。
もちろん、アクアリストもただ手をこまねいているだけでなく
そうならないための、給餌量の調節と毎朝の残飯清掃。
これを覚えて習慣化するのが、プレコ飼育の第一歩となっています。
毎晩指で割るのは面倒!
わたしもプレコタブレットを割って、ブルーフィンプレコに与えています。
それも毎晩。
飼い慣らされた子なら、ライトがついていてもアグアグと餌を削り取る姿を見られますが、多くのプレコは夜行性で臆病な性格。
人間が寝て静まり返った深夜こそ、リラックスして食事ができるのです。
そのために、給餌のタイミングは、人間が寝る直前。しかし、これが結構面倒なのです。
と言いますのも、就寝直前というなんとも微妙な時間に手が汚れるからです。
魚の餌の匂いが付いた指で布団に入り込みスマホをいじる。
気分の良い物ではありません。
では、前もって割っておけば?
というワケで実際にやってみたのが今回の話となります。
100均へGO!
プレタブ用の包丁とまな板が欲しい!
改めまして、わたしは主フです。
家族の毎日のご飯を作っています。
そのわたしが、調理用の包丁でプレコの餌を切る。
――できるわけがありません。
それで切ったサラダ口にした女性陣は見る見るうちに顔が青ざめ、刺身を頬張った男性陣は怒鳴り散らすのは間違いないでしょう。
衛生的にも、倫理的にも問題にがあるのは明らかです。
そこで、今回は100均で包丁とまな板をゲットすることにしました。
これなら、お安くプレコタブレット用の一式を揃えることができるでしょう。
100均へ赴くも保管場所にこまった結果
専用の包丁が欲しいっ!!
雪のちらつくある日、息巻きダイソーへ向かったのですが、結局は折りたたみ式のナイフを購入していました。
いえね、100均にも立派な包丁がありましたよ?
取っ手も大きく、刃渡りもあり、錆びないステンレス製!
しかし、手に取りカゴに入れる直前に気が付いてしまったのです。
これを保管するに妥当な場所が、我が家に無いことを。
もし、流しの扉内側でいつもの包丁と混ぜて保管すれば、「なんでこんなところにあるのよ!?」と間違使った女性陣から猛烈抗議が入るのは必然。
しかし、刃が裸のまま保管するには、刃渡りが長すぎて100均包丁と言えども何とも危ない。
とは言え、キャンプでつかうサバイバルのように、レザーやプラスチックでできた「シース」があるはずもなく。
悩んだ結果、折りたたみナイフを購入。
これをパラコードで何重にもぐるぐる巻きにして、さらに目いっぱいの力で固く縛って保管すれば、アクアグッズと一緒に混ぜておいても色々と危険なことはなさそうです。
ついでにまな板と、保存用の瓶も購入。しめて400円なり。
実際にやってみた!
プレタブ50個27gを10分で半分に
さぁ、道具もそろいました!
作業をしていきましょう!!
用意したのはテトラ・プレコ。
イエローとグリーンのボトルがおしゃれなテトラ製のプレタブです。
こちらは、以前レビューした物。もうあれから9カ月経っています。毎晩半分にカットしてい与えていますが、いまだに残っています。
――というか、いつなくなるのでしょう……?
これだけもって、お値段は約800円。大変お買い得なプレコタブレットだと得そうです。
そんなテトラの二重円盤をまな板の上に用意。どっしり取り出した量は50個27g。
約3か月分の量です。これを全て半分に割れば、しばらくの間快適な餌やりができそうです。
それでは、一つずつカットしていきましょう!
↓
はい♪ 作業終了です。
ここまで、ゆっくりカットしてわずか10分前後。
3か月分の毎晩の面倒な作業が、たったこれだけの時間で不要となりました。もっと早くやっておけば……と思わざるをえません。
次いで、ダイソーの保存瓶を用意。
木目調のフタ、円筒形のボディ、なかなか可愛らしいヤツです。
そのフタの内側にはシリコンと思わしきパッキン。さらに小さなシリカゲルもついていて、それなりに乾物の保存も考慮されていそう。袋入りGABAのスパイス入れるには、ちょうどいいサイズです。アクア以外でも台所周りでいろいろと利用できそう。夢が広がります。
今回はこちらに、割ったタブレットを入れてみました。
ドーン!
と、写真をとってみましたが、これではダメ。詰めすぎです。
乾燥している人工飼料といってもプレコの食べ物。光を通すこの容器、おそらくプレタブを劣化させてしまうでしょう。ボトルに戻したのち改めて1/4ほど入れ直し、日光の当たらない水槽台横で保管することにしました。
さっそく餌をあげてみる
最後に餌やりの様子を紹介して記事を終えたいと思います。
時刻は深夜0時。水槽消灯から2時間も経っていますが、チェリーバルブたちは未だ寝る気配はありません。水槽のあるわたしの部屋が明るいから……というのもありますが、落ちてきたプレコタブレットをあわよくば摘まんでしまおうと、今か今かと天から夜食が落ちて来るのを待っているのです。
肝心のブルーフィンプレコは……? と言いますと、こちらもスタンバイモード。
頭から土管に入っており一見寝ているように見えますが、時折長い尾ひれをブンブン振っては地面に穴を掘り、餌に飛びつく準備体操をしている模様。室内灯が消えたのを見計らってナマズの仲間特有の爆速スタートダッシュするのは毎晩の光景。バルブたちを蹴散らし餌に飛び付くさまはまさしく夜の水槽のヌシです。
さぁ、これ以上待たせるわけにもいかないので、プレタブを投入していきましょう。
瓶のフタを開けて餌をピンセットでつまみます。
プレコを驚かさぬよう、そっと水槽に入れます。
プレコ土管付近においてみました。
しばらくはチェリーバルブが狂喜乱舞し、餌を集中攻撃していますが……
ぬッと出て来るブルーフィンプレコ。
すかさず、お腹の下に隠して、プレコタブレットをキープします。
夜食目的のバルブたちは、プレコを無視してつついていましたが、さすがのサイズ差に負け少し離れます。
そのまま大きな口を吸いつけてガリガリ。
我が家のヌシさまは無事、今晩の夕飯にありつけたようです。
ちょっとした時間的ゆとりですが、愛しいプレコを観察する余裕が生まれました。
というわけで、今回はここまで。
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