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2023年2月11日土曜日

エヴァリスオートヒーターをレビュー! これを選び続けるその理由は

エヴァリスオートヒーター100Wを選ばざるを得なかった理由

2月。一年の1/12が過ぎ去ってしまった事実をなかなか受け入れられない今日この頃。皆さんいかがおすごしでしょうか?
どうも、こんにちは。ごん太です。

さて前回は……

初心者さん向けのヒーターの選び方について。

アクア歴十数年のわたしの悩みを織り交ぜつつ、説明していきました。
今回は、前回登場しながらも紹介しきれなかった……

エヴァリス プリセットオートヒーターAR100。
(45cm規格水槽用 100W オートヒーター)

エヴァリス プリセットオートヒーターAR100

について、マトを絞って話してきたいと思います。

さて、アクアリウム器具の中でもヒーター、とりわけ温度固定でサーモスタット内蔵とも呼べるオートヒーターは、構造が実にシンプル。それゆえセールスポイントに決め手がなく、どれを選べばいいのか悩みやすくもあります。

まず前半では、購入したエヴァリス製ヒーターについて、写真を併用しつつ紹介していきます。
さらに記事後半では話をヒーター全般に広げ、「魔境」ともいえる各社ラインアップ、わたしがあえてそう呼ぶ理由について、述べていきたいと思います。



1. オートヒーターにダウングレード(?)した理由

アクアリウム用ヒーターは大きく3種類に分類できます。
温度固定式のオートヒーター、水温設定を変更できるサーモスタットと接続して利用するサーモスタット+専用ヒーター方式、そしてそれの簡易版の温度可変式ヒーター
今回購入した物エヴァリス プリセットオートヒーターAR100は、温度固定式の「オートヒーター」に含まれる物です。こちらの方式にした理由は、前回「悩み」としてズラズラと記しましたので、ここでは端的に述べますが……、

ヒーター周辺をスッキリとさせたかったからです。

今まで、わたしはサーモスタット+専用ヒーターで水槽を加温してきました。この方式ではどうしてもサーモスタットの置き場所が必須。さらに水槽内にヒーターとセンサー、それぞれのコードを入れる必要があります。これら器具と配線類、どう綺麗にまとめても「ごちゃごちゃ」した雰囲気がにじみ出て、水草がもつ独特な優雅さを崩しがち。
さらに、わたくしごとですが、よくよく思い返せば、白点病は久しく見ていませんし、サーモスタットの水温調節ダイヤルですら干支一回りいじったこともない。

だったら、オートヒーターでいいのではないか!?

ということを悶々と悩み続けて早や3年。
ついにサーモスタット+専用ヒーターからオートヒーターへ。客観的に見ればダウングレードともいえる交換ですが、高機能という昔の憧れに一区切りつけることにしました。

さて、今回の交換において、わたしが悩み続けている3年間、頑張り続けてくれたサーモスタット・ヒーター一式はエヴァリス製。となれば、当然同社の45cm規格水槽用オートヒーターをチョイスするのは必然。

結果、エヴァリス プリセットオートヒーターAR100が我が家にやってきたのでした。



2. パッケージ・製品紹介


(1)日本製!

というわけで、ここからはパッケージ紹介です。
アクアリウム用ヒーターは、正しく利用しないと火災の危険性がある器具。そのためパッケージに能書きはもちろんのこと、説明書にもこれでもかというほどに注意書がズラズラと列記されています。

エヴァリス プリセットオートヒーターAR100の説明書+説明書き

これを一から十まで紹介していくと……、途方もない文量。
その話はいつか記すとして、今回は注目してほしい1点のみ紹介しておきたいと思います。

エヴァリス プリセットオートヒーターAR100パッケージ

45cm規格水槽用のこのパッケージ、絶妙な色合いをもつ藤色を纏っています。その頂部には日の丸。

――そう、

エヴァリス プリセットオートヒーターAR100は日本製

「安心・信頼の日本製」

誇らしげに出自が記されています。

アクアリウム器具の中においてヒーターは、ろ過器など他の器具と比べ、比較的壊れやすいものです。外部フィルターのように常時稼働で10年・20年ともつ用品ではありません。水槽を始めて数年経てば、誰もが知り、向き合うことになる悲しい現実。
そこへ来てこの文言です。
一度でも苦労した人なら、否が応でも期待し、強く惹かれるでしょう!

そして、今回交換対象のヒーターもエヴァリス製。こちらも3年間故障なく、3回の冬を支え続けてくれました。
なんだかんだ言っても、やはり日本製。その耐久性はさすがだったようです。そのエヴァリスが作り出したオートヒーター。私の中で期待が確信へと変わっていったのが、手に取るようにわかるのでした。

――なお、

ほとんどのメーカーは年1回の交換、さらには予備機の常備を推奨しています。

今回購入したオートヒーター付属の説明書にも、その旨が記されています。
交換対象の旧機は偶然3年間持ちましたが、万一に備え予備機が常時待機中。

みなさんにおかれましても、早めの毎年の交換と、予備の確保を強くお勧め致します。



(2)本体サイズなど

ここでは、その諸元を一覧にしてまとめておきます。


  • W数 101W
  • 適応総水量 20~40L
  • 水温 26℃固定
  • コード長 80cm
  • サイズ 幅16.2cm、奥行4.0cm 高さ5.5cm
    (カバー・キスゴム含む)

その形状は、実にオーソドックスな物となっています。



(3)カバー・キスゴム

お次はカバー・キスゴムについて。
こちらのカバーは、下の写真のように取り外し可能。

エヴァリス プリセットオートヒーターAR100カバーを外している図

ただし、あくまでも清掃用です。外しての利用はできません。

また、キスゴムはこのようにカバーに取り付けるタイプで4か所。


こちらはレビューパートで詳しく述べますが、交換できる仕様となっています。
と、一通り紹介したところで、次のパートよりレビューとなります。



3. エヴァリス プリセットオートヒーターAR100のレビュー

ここからは、レビューとなります。
今回お話したいのは3点。キスゴム、コード長、価格です。
それでは順に見ていきましょう。


(1)キスゴム4つ仕様! さらに交換可!!

いつの時代、どんなヒーターでも、常に我々アクアリストを悩ませているのは……

いつのまにかキスゴムが力付き、ぐでんとヒーター本体が底床に転がっていること。

説明書通りに正しく水底から離して取り付けた初心者さんはもちろん!
水景にこだわりがある水草アクアリストさんや、
尾ひれの一撃でヒーターを吹き飛ばされた中型魚・肉食魚の飼育者さんも、
さらには、なぜか流木と間違われヒーターを休憩所にされてしまいがちな底物スキーさんにおいても……

365日、我々を常に悩ませている超イライラ現象。

アクアリウム百戦錬磨(?)なベテランさんなら、
「ヒーターはすぐに外れる物、直接ヒーターが底と触れてなきゃいいんだよぉ~」
と達観している人もおられるかとおもいます。
もちろん、わたしも今でこそ横着するようになりましたが、しかし始めたてのころは……

「キスゴムで貼り付けて使え!」と注意書きされているのに、すぐに外れるとはどういうこと!? ありえん!!(十数年前)

と、軽くブチ切れながら、寝ぼけまなこで毎朝水槽に手を突っ込んだものです。
ポロリと転がっているヒーターをぶっきらぼうに貼り直す。それが朝のルーティンでした。

その昔には、今では考えられないようなチープなキスゴムが付いていました。新品と言えども、貼り付けた3日後には水底に落ちていることさえも。
悪いことに、そういった物は1年経たずして、ゴムが見るも無残なほどにパリパリに。貼り付けたそばから外れるならまだしも、そもそも吸着しないような状態にさえ劣化。ヒーターはまだまだ使えるのに、キスゴムがもうダメ。この残念な事態によく見舞われたものです。
そしてやがて生まれる諦めの境地。

しかし本来、ヒーターはキスゴムで強く固定されるべき物。

最近のヒーターの全ては対策済みにはなりましたが、過去にはコードを足などに引っ掛けヒーターが水槽外へ。そのままふとんなど燃えやすい物に触れていることに気が付かず……家が火事! という事象が多発していた時期もあったのです。

諦めの境地に達しているわたしが言える立場ではありませんが、

ヒーターは正しく設置、正しく利用したいものです。

そのためには、耐久性が高く、吸着力のたかいキスゴムが望まれます。
そして、このエヴァリスのヒーターなら


エヴァリス プリセットオートヒーターAR100キスゴム

こんな感じで、柔らかくて吸着力の良さそうなキスゴムが4つもついています。
実際取り付けてみると、ガラス面に良く食い付きヒーターを外すことがながなかできません。良さそうです。

さらにこちらは、取り外し可能!

エヴァリス プリセットオートヒーターAR100はキスゴム交換可能

つまり、……交換可能!!
→ エヴァリスいろいろ使える交換キスゴムEV005 (約250円)

しっかり交換さえすれば、外れてイライラすることもありません。
「正しく使わないと~」と、無駄にドキドキすることもなくなります。



(2)コード長

アクアリウムを支えてくれるヒーターですが、実は未だに多くの問題を抱えています。

その1つが、ヒーターのコードが短すぎるという問題。

残念ながら、こちらのエヴァリス製も例外ではありません。
その長さ80cm。
わたしの水槽は45cm規格水槽。だから水槽の高さは約30cm。水槽の上端で折り返し底面に届くまでにさらに30cm。ここまでで60cm使いました。
そして、水槽台の高さは60cm。もし幸運なことに偶然、水槽直下の足元にコンセントがあったとしても、優に120cmのコード長が必要。

当然全長80cmでどうにかなるわけでもなく、致し方なく延長コードの出番となります。

この問題はわたしの水槽ばかりではありません。
例えば多くの人が利用している60cm規格水槽。その高さは36cmです。水槽上端で折り返し、水槽外で底面に辿り着くにはさらに36cm、ここまで計72cmが必要です。そして水槽台は高さ60~80cm。
最低でも、72cm+60cmで全長132cmが必要となります。

対して、多くのメーカー製ヒーターのコード長は80~100cm。
これでは到底届きません。

特に注意して頂きたいのは初心者さん。
初めての水槽にヒーターを設置する際、必ず延長コードを別途用意しておきましょう。
当ブログを読むような人に、お魚をお迎えした当日に水槽を置くような人はいないと思いますが、そのような状況下でヒーターのコードが届かないと、どのような事態となるか?

――想像したくもありません!



(3)価格は他社といい勝負!!

このエヴァリス プリセットオートヒーターAR100、そのお値段……

→¥2,344 (2023年2月某日現在チャームにて)

これを高いと取るか、安いととるか。

実はオートヒーター(100w)間では他社製品とそれほど違いがありません。


  • テトラ社製→¥1,731
  • GEX製→¥2,267
  • コトブキ製→¥2,826

国産なのにこのお値段! エヴァリスすごい!!

なお、同社製のサーモスタット+専用ヒーターや温度可変式ヒーターを、同じように他社製品の同形式と比べると、残念ですがやや割高に感じるのは確かなことです。
わたしは、今までの経験的にエヴァリス製が安心して利用できることがわかっているので、同じ値段ならなるべく同社のヒーターを利用しています。サーモスタット+専用ヒーターや温度可変式ヒーター場合でも、2倍くらいなら安いものだと思っています。

もちろん、そういった体験が育まれていない人や、エヴァリス製でもハズレを掴んだことがある人。さらには汎用品メーカーしか知らない初心者さんには、割高に感じられるかも知れません。
ヒーターもフィルターも魚の命をあずかる器具。各々の評価の差は経験の差で大きく違って当然です。冒頭で述べた通りヒーターはアクアリウム用具の中でも、比較的故障の多い機械です。
そういったクセが強い道具である以上、

飼育者自身が納得できる器具を選ぶことを、お勧めしたいと思います。

もちろん、わたしとしてはエヴァリスをお勧めしますよ?



エヴァリス プリセットオートヒーターAR100とチェリーバルブ


4. 全てのヒーターに当てはまる? 避けて通れぬ2つの問題

このパートでは、ヒーターの話をするうえで必ず触れなくてはならない2つの事柄について述べていきたいと思います。
それは製品の区別化と耐久性です。
エヴァリス社製含め、ほとんどのヒーターがこの問題に当てはまると思います。筆が進みませんがあえて記していきたいと思います。



(1)オートヒーターはどれも同じ……? な問題

オートヒーター、温度可変式ヒーター、サーモスタット+専用ヒーター。この三者間では比較できる部分がいっぱいある。
しかし、同じオートヒーター間ではどうなのでしょうか?

一昔前に多発した、空焚きを原因とした火災。これを受けてメーカーより販売さるようになった物は安全性に重きを置き、ますます安心して利用できるようになったことは確かです。
それでもヒーター自体、セラミックの筒の中に電熱線とセンサーが入っているごく単純な構造。電気を熱に変えて水を温める原理ですから、大変わかりやすい物となっています。

逆に言えば、商品に特色をつけて区別化しやすい部分が少ない……とも言えます。

微生物の力を借り未知の部分が大きい、ろ過器のように。

50Wで100W分加温できるとか、水槽外からでも加温できるなど、蛍光灯→LEDのようなドラスティックな動きもなければ、夢のような装置が突然生まれて来る気配もないヒーター界隈。もう二十年を迎えようとしているわたしのアクア歴の中で起きた動きと言えば、ヒーターが縦置きできるようになったことと、デフォルトでカバーが付くようになったことぐらい。
そろそろ何か、技術的な革新が起きてもいいのではないか? と思わずにはいられません。

もちろん、魚の生命を守る道具です。安全第一な構造であるべきで、目を輝かせるほど色とりどりなオートヒーターがあり、活発な議論がなされている状況が好ましいとも思えません。
それでも、ほとんど特色がなく差別化できていないのはアクアリストにとっては困りもの。
おまけに、値段もほぼ一緒と来たものです。

メーカーは違えど、性能も変わらない、値段も変わらない……

となれば、選ぶ基準は耐久性でいきたいところ!

が……、メーカーが故障率を公開して開発競争が起きたり、アクアリウム大規模店がヒーターを使い比べて公表してくれればいいのでしょうが、どういうわけかそういうこともありません。
ならば消費者が? 残念ですが悪いことに、どんなにこまめに交換する人でも1年間に1本。5本の水槽を持っているアクアリストでも年間5本。これでは、とても統計的な根拠にはなりづらく、理論的な論争は起きないでしょう。

決定的な差がないため、同じオートヒーターで同じW数の場合……、はっきりと初心者さんへこれがお勧め! と言える強い根拠は……、

残念ながら「ヒーターが壊れた経験」というあやふやな物以外、見当たらないのが現状です。



(2)ヒーターは毎年交換? な問題

さて、「ヒーターは使い捨て」、「ヒーターは消耗品」と言われています。
わたしのアクア歴の中では、

テトラ、コトブキ、ニッソー。さらにはエヴァリスすらも……

利用してすぐに壊れてしまう、いわゆるハズレを引いたことがあります。

これは、通電のONとOFFの繰り返しを常時行い、損耗の激しい稼働をするため仕方のないこと。
もちろん、アタリなら1年以上は当たり前、3年も持つこともあります。しかし、ハズレならばあっと言う間に寿命を迎えるでしょう。

どれがハズレかわからない。
この「ババ抜き」ともいえる状況は、わたしがアクアリウムを始めた十数年前から今も脈々と続いています。初めて壊れた時は、もう少し信頼性が上がってくれても良いのに! と若さゆえに癇癪を起したものですが……。

あれから幾年も経っています。
iMacからiPhoneの時代になったというのに、エーハイムの外部フィルターのように「20年前の物が未だに現役!?」と言う状況には未だ至っていません。ヒーターはその単純な構造とは裏腹に脆さを併せ持ち、未だに故障時には魚の命を脅かす器具であり続けているからです。
そのような特徴をもつ道具です。アクアリストが「何かが起きてからでは遅い!」と感じるのは当然のこと。もちろん、メーカーも毎年の交換を推奨していますが……。

なるべく信頼性の高いものを選び、早め早めに交換したいものです。

とは言え、上のパートでも述べた通り、客観的な耐用年数のデータや基準が現状ではありません。そのため、その選定には、理論の「説得力」や「パンチ力」が弱くても、結局は「経験」が物を言うことになります。
いえ、それしか、すがる物がないのです

しかし、この状況は大変よろしくないとわたしは考えています。右も左も知らず、頼りの店でお勧めされた品。もしハズレだったとしたら、キラキラとした初心者さんの目が曇り、不信感につつまれていくのは火を見るよりも明らかです。
不運にも魚にダメージがあり、それが元で挫折してしまったら……、アクアリウム業界全体の損失だと指摘せざるを得ません。

なお、わたしは十数年の間に、各社のヒーターが故障するのを目の当たりにしてきました。その結果……

現在では、エヴァリスのものを選ぶようにしています。

現に、前任者は何事もなく3年間稼働し続けてくれました。
それでも1人の1事例にしかすぎません!
説得力は残念ながら皆無です!
そのような不確かな理由ですが、スッとエヴァリスに手が行ってしまうのです。良い体験をした物を体が覚えているということなのでしょう。

しかし、これだけは覚えておいてください。

ヒーターは数年のうちに壊れる物。この現実だけは不変です。

納得のできる物を利用し、予備は常備しておきましょう!

というわけで、今回の話はここまで。

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