Daiso リモコンライト[イルミネーション]は非防水
ゴールデンウイーク。それはテンションアゲアゲな日々。しかし、もしかするとアクアリウムを嗜むような人は、GWでの人々の浮かれっぷりで疲れてしまう季節なのかもしれません。
というわけで、どうも、こんにちは。ごん太です。
今年も、大型連休からの五月病に要注意な時期になりました。
実のところわたしも連休は、みんなで外出して高揚感を共有するタイプではなく、ゆったりまったり自宅にこもり、日ごろの疲れを癒したい派。こんなときこそ水槽の前に陣どり、視界いっぱい水景をつまみにして、ゆっくりと洋酒を飲むに限るのです。
が、アクアリウム用のライトって明るすぎる! そもそも、アクア用LEDライトは水草育成用もしくは観賞用。
酒のつまみとなるように作られてはいません。
そうは言っても、ゆっくりと一杯やれるムーディーなライティングが欲しい。
月夜に照らされる夜の水草が見たい!
餌を求め、暗闇の中モゾモゾ動くプレコの姿に見とれたい(わたしだけか?)
そこで、勇んで【自腹購入】してきましたのは、ダイソーのリモコンライトイルミネーション!
しかしながら、そもそもこのライト非防水(マヂカ)。
泣く泣く水槽周りの利用は諦めることに。しかし、サイズ感と操作性が良好なこのライト。
そこで思いついたのが、ゴッチャリとした配管。暗くて狭いのに重要機器のひしめく【かの場所】。
そう、水槽台内部!
というわけで、次パートより製品の説明をしつつ、水槽周りで使ってみたレビューを述べていきたいと思います。
製品紹介
非水性&高温多湿は避ける!!
ダイソーには白を基調とした物が多い中、なかなかおしゃれなブラウンなパッケージ。その下部には、ムーディーなシチュエーションの写真が配されています。
その裏面は、2か国語でズラリと説明が記されていますが、アクアリストが押さえて置きたい注意点は2つ。
非防水!
高温多湿の場所は避ける!!
というわけで、水滴が頻繁に飛ぶ水槽周囲での利用には不向きなライトとなっています。
イルミネーションを目的として購入したわけですが、やはり大切な愛魚の住む水槽。何かトラブルがあってからでは困りもの。
断腸の思いで、水面をライトとして利用するのは諦めることにしました。
(話はまだまだ続きます!)
コンパクトな本体!
そんな、ダイソーリンコンライト[イルミネーション]のサイズは……
縦5.8cm×横5.8cm×厚さ2.8cm
重量は単4電池3本込み60g(別売り)となっています。
また、下の写真をご覧いただければ分かる通り、オモテ面の中央部の円盤が発光する仕様となっています。
OFF時
↓
ON時
なお、この発光部は点灯/点滅のボタンにもなっています。
すべての機能が使えませんが、後述するリモコンを紛失しても、とりあえずはライトとして利用できるワケです。
その裏面は、カバーをあけると乾電池がお目見え。
プラグとコンセントの家庭用電源で動く仕組みではないのでご注意ください。
12カラー + 1mode + 白色灯の計14パターン!
リモコンのサイズは縦8.6cm×横4.0cm×厚さ0.7cm。
(テスト用として同封のCR2025ボタンで稼働)
各ボタンの機能は、パッケージ表面に記されている通り……
- ON・OFF →点灯・消灯
- Mode → グラデーションカラーで点灯
- 4H・8H → 4時間・8時間タイマー
- MultiColor → 白色点灯(強/弱)
- 各色ボタン → その色を点灯
なお、全色の掲載するとスペースに収まりきらないので、カラー3色とグラデーションカラーを写真と動画で紹介したい思います。
(なお、白色灯については、上で紹介した通り。)
さて、製品紹介はここまでにして、次のパートよりレビューをしていきたいと思います。
レビュー
コンパクト
何といって素晴らしいのは、そのサイズ。手のひらに乗せても苦にならない大きさとなっています。だから、このLEDライトの取り回しは大変優秀。
わたしが、最初に設置しようとしたのは、話の通り水槽のガラス蓋の上。
こんな風にタッパーに入れれば、【その場しのぎ】ではありますが、とりあえずエアレーションの水滴からライトを守るはず!
と、無謀な思い付きで購入してみたものの、非防水の壁が立ちはだかります。
やはり事故が起きてからでは遅いワケで……。泣く泣く諦めることに。
しかし、ライト自体のサイズは小さいわりに比較的明るく、さらに電源コードもなければリモコンもついているため取り回しは良好。
「せっかく買ったのだから、設置するのにどこかいい場所はないかなぁ~?」
と、探していたら見つけました!
水槽台の中です!!
水槽台内部はもとより照明がなく、明かり窓などなんて気の利いたものありません。
もちろん、その材料は木材、場合によっては鉄でできており、衣装ケースのように光を通してくれる素材でもありません。さらに水槽は壁際に設置されていることも多く、結果として日中でも内側は日陰。常時ほんのりと薄暗いのです。
そんな水槽台にはエアレーションやコンセント、さらには外部フィルターやCO2器具などなど。操作を誤れば水槽や部屋そのものに壊滅的な被害を及ぼす道具が多数設置されています。
となれば、確実な作業のために照明を欲するのは必然。
そこで、このリモコンライトイルミネーションの出番。
今回は以下のように加工して利用してみました。
まずは、側面にダイソーのコードフックを2つ貼り付けて、水槽台の梁に目玉クリップの穴に輪ゴムを通します。
さらに、輪ゴムのコードフックに引っ掛けできあがり!
↑を水槽台の梁(↓写真左上)に取付けセット完了です。 こんなに暗い水槽台内部も……
リモコンをポチっとすればこのとおり!
外部ファイル×2台、CO2ボンベ、タイマー3台、エアポンプにコンセント、さらには液体肥料に固形肥料など。床に壁に扉にと、ギッチリとアクアグッズが詰め込まれたわたしの水槽台内でも、
余裕をもって設置することができます。
リモコンだから!!
リモコンがあるので、本体サイズに対して操作性は大変良好な物となっています。
ファイヤーアースティックよりもやや大きく、スマートフォンよりも小さいこのリモコン。びっしりと敷き詰められつつもほどよく距離が離れているボタン配置は、見た目以上に、使いやすい物となっています。
これのおかげで、もしライトに手が届かなくても、ON/OFFには全くもって問題なし。
フィルターホースやCO2チューブさらには電源コードなど、侵入を拒むバリケードのようにグルグルと配管が張り巡らされていても、ポチポチするだけで簡単に点灯消灯の操作ができるのです。
イルミネーション用として購入しましたが、本業の照明としてもなかなか使える道具だと言わざるを得ません。
汎用性あり!
もちろん、水槽用としてでなく、別の季節グッズとしても利用できます。
ハロウィンのカボチャの中や、クリスマスツリーの下に忍び込ませてみたり。
物置の中に設置しておけば、夜間荷物を取り出す際に便利でしょう。
小型で操作性もよく、その汎用性は限りなく高いです。
300円なり!
カラーが選べ、小さく、取り回しもよし。おまけにリモコン付き。
これで税込み330円なんて信じられません。
夕焼けから月夜までできるなんて!
まさしく、夢が広がる!!
と、息まいて買ってみたものの、結局のところ防水性がないため、計画は頓挫。
イルミネーション用としては諦めましたが、サイズと操作性から汎用性が高く、現在は水槽代内部の照明として活躍中です。。
やはり、なんだかんだでダイソー製。
実用性が非常に高く、「所詮はお遊び」的なスキがまったくもってありません。
なかなかステキなライトです。
連続点灯14時間!
とはいえ、やはりいくつかの気になる点もあります。このパートより、それについて述べていきたいと思います。
まずは連続稼働時間。
単4電池3本で、その14時間となっています。
例えば、常夜灯として利用するなら一晩ないし二晩、十分に耐えられる性能となっています。
しかし逆を言えば、毎晩夜通しで点灯するのは実質的に不可能。
もし、日々の就寝のお供とにするなら、充電電池を用意しましょう。
昨今においてはIKEAなどで、格安な物が手に入る時代となりました。
もし毎晩使うのであれば、そのような物があるとコストを大いに節約できるでしょう!
高温多湿不可!
防水加工されているのなら、あらゆるな場面で引っ張りだこだったはずです!!
一泊二日のキャンプで、テーブル上の小ランタンとして
あるいは、テント内での一夜限りの常夜灯で
時には浴室をライトアップしてリラクゼーションに
さらには夜間におけるベランダでのちょっとした作業中にも
真夜中の災害時、徒歩で避難所に逃げ込む際にも
もちろん、水槽用としても!!
残念ながら、上記のような使い方はできません。
するのなら、「自己責任」の世界となります。
防水性がないのが、残念でなりません。
白色光以外はやや暗い
防水性はありません!
使うのなら自己責任で!!
……という大前提があるとして。
残念ではありますが、水槽のライティングとして用いるには、一部の色がやや暗すぎるようです。
黄色、オレンジ、紫は十分な明るさがあるものの、濃い赤と青系色全般の明るさが不足しています。
上は深さ30cmの45cm規格水槽で、ライトが比較的明るく感じる位置(ガラス蓋の上の前面側)に配置したときの写真となります。
比較的明るい一部のカラー(黄色や紫)では、あ酒を嗜みつつ十分なリラクゼーションができましたが、
青系色では暗すぎて、わたしの脳内が完全に「おやすみ」モードに。
もしかしたら、このライト2台、3台と追加すればいいのでしょうが……。
とはいえ、狭い水槽代内部ならば、これ一灯で十分。
手を入れる隙間もないほどの、配管で混沌としたとした水槽台内部を、リモコンで簡単に明るく照らしてくれます。
まとめ
300円で手に入るお手軽イルミネーション。
が、そもそも非防水で高温多湿下においては使用不可。
そのため、自慢のカラーで水槽を照らすのは自己責任。
もちろん、連続稼働時間が短いので常設常用はできず。
しかし、灯台下暗し。
水槽台内部を照らすにはもってこい。
ゴッチャリとなりがちな「かの地」では、コンパクトなサイズとリモコンが大活躍。
たしかに、防水性がないのは大変残念ではありますが、汎用性が高くスキのないライトとなっています。
というわけで、今回はここまで。
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