もしものときの通販
残暑が厳しい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
どうもこんにちは、ごん太です。
そんなわたしは、今年の夏はすっかり体調を盛大に崩してダウン。多くの人が楽しく遊んでいるであろうこの期間、記事の投稿はおろか思い出すら残ることのないぼんやりとした日々を送っていました。
それでも、みんなに毎日はやってきます。必然的に家事も生まれます。
こんな時こそアクアリウム。
燦燦と降り注ぐ光。青々とした水草たち。体力がなくとも見ているだけで、本物の自然の中に埋もれたかのように時間を忘れてしまいます。
が、よくよく水槽を覗いてみると……
ハッ、CO2が切れている!?
そもそもバテバテのこの体。生活必需品以外の買い物で、外出する体力気力はありません。
灼熱の太陽の下で、CO2ボンベを売っている隣町まで移動するなんて到底不可能。
どうしよう……?
なら通販でしょ!
というお話を、CO2ボンベのレビューをしつつ述べていきたいと思います。
困ったときには通販!
あぁ、川が憎い
突然ですが、川が邪魔なんです。
某県某所。我が家は広い平野の中央部にあります。平原の真ん中を貫くのは、名峰直下の高原から沸き出て、山と谷を無数に超えやってくる清流。たくさんの命を育み、広域に水をもたらす、人々に深く愛されてやまない河川です。
このように書けば、〝あの〟川も捨てたものではありませんが、その河原のせいで地域はは分断され、対岸に行く道は常時渋滞ぎみ。公共交通機関なら乗り換えラッシュで、なかなか不便なものなのです。
近くて遠い隣町。
そのような理由があるためにいつも利用するのは橋を渡らずに済む、我が街の熱帯魚ショップや郊外にあるホームセンターばかり。しかし、どちらもお魚専門が色濃くいため、CO2ボンベはおろか添加器具などすら販売されていません。
となれば隣町の繁華街! ……からさらに少し先に位置する大型店。
あそこなら、生体、水草、各種器具まで、ありとあらゆるものが揃います。
ならば炎天下の中、レッツゴー?
アクア用品は癖が強いゆえに、なるべく専門店をおすすめ
が、冒頭でも述べた通り、夏真っ盛りに体調を崩したわたし。
そもそも、隣町まで移動する気力がありません。
ましてや、CO2ボンベを買って帰り、そのあと家事を回すなど夢のまた夢。
となればやはり頼りたいのは通販。
わたしの場合は、すなわちチャーム。
(なお、当方はチャームの回し者ではありません。)
当サイトで再三んおすすめしている理由は、取り扱い商品が豊富で専門知識があり、梱包の美しさや発送の早さゆえ。
もちろん、昨今の通販業界拡大は凄まじく、水槽用品ならamazonのような大手はもちろん、多種多様なネットショップで販売されていますが……、そもそもアクアなグッズにはガラス製品や薬品、さらには生体や水草など癖が強い物が非常に多いのが特徴。
取り扱いを間違えれば、故障や破損、ときには生体の死傷や水草の枯死など、高い専門性が求められる物ばかり。
となれば、チャームに限らず……
やはり知識量が豊富で、正しく扱えるアクア用品専門店にお願いしたいところ。
気になるのは、やはり「送料」か?
「送料」でナニ食べれる?
そうは言っても、やはり送料が気になります。
例えばチャームなら、北は青森県、西は兵庫県までの基本送料は730円也。
「チャームの梱包は、すごく丁寧なので配送料は気にならない!!」
とやせ我慢をすれば、なんとか言えなくもないですが……、主夫の金銭感覚からすると、やはりそれには無理があります。
なんといっても、730円はラーメン一杯分なお値段であると書けば、外で汗水たらして毎日働いている男性方にも分かっていただけるかと思います。
いつも料理を作っているわたしの視点ならば、じゃがいも、たまねぎ、にんじんのカレーに必須な根菜セットを一式買えてしまいます。もしくはサーモンやカツオの刺身、鶏肉、豚肉、牛薄切り肉を一品買えてしまう金額です。
言い換えれば、それほどのお金があれば、わたしなら数人分の胃袋を夕食で健康的に満たすことができるでしょう。
もちろん、通販業者も配送業者も商売です。
生活がかかっています。
金額設定を闇雲に否定するつもりはありません。
……が、730円は主夫からすれば、正直な話かなり微妙な金額です。
諸経費VS送料
① 交通費VS送料
しかし、川を挟んだ隣町までいかないとCO2ボンベがない。
対岸までの交通費をざっと計算すると……
バス→電車→バスの乗り換えで、片道500円以上。
各乗車時間5分未満の短距離とは言え、それが仇となり初乗り運賃の3連コンボ。財布の奥底に響き、行って帰ってくるだけで英世様とサヨナラです。
そもそも片道500円も払ったら都市部の超大型繁華街にいけちゃうよ……。
② おやつ代VS送料
さらに気温30度以上がザラにあるこの季節。
ペットボトルのジュース1本ならまだしも、「うう、かなわん……」と暑さに負けて駅前の喫茶店に吸い込まれ、アイスコーヒーとデザートを買おうものなら、もはや交通費+αで優にCO2ボンベ代を超えるお金が飛んでゆきます。
なぜ、人は街に出ると金銭感覚が狂うのかっ!
送料は気になるが……
というわけで、送料にどうしても目がいってしまうのは確かです。
しかし、冷静に考えると……
そこまで目くじらを立てるものではないのかも……
というのが、わたしが常々思っているところです。
あぁ、熱帯魚店の近隣に住居を構えている人がうらやましい。
LeafCO2ボンベレビュー
このボンベの特徴を探してみる……が
ここからは、そんな通販のお話を踏まえつつ、LeafCO2ボンベレビューをしていきます。
さて、注文してから2日後、さっそくボンベが届きました。
内容量 74g
重さ 293g
高さ 13.4cm
直径 約4cm
ネジの規格 5/8-18 UNF
隣に使用済みの、AI.netのCO2ボンベと並べてみました。
このリーフのボンベに内封されているCO2。コレナラ水草ノ生長ガ1.5倍ダ! なんてことはさらさらなく所詮二酸化炭素は二酸化炭素。某社の香り付きならまだしも、どちらのボンベに入っていた気体は、ほぼ同じものだと考えられます。
なら違いは……?
ということで、あえて書いてみると若干大きい(74g)であること。
対してAI.netのほうは64g。結果、前者はやや寿命長め、後者はお値段やや安めという違いが生まれますが……。残念ながら、わたしの環境では添加量が少なく、1.5~2か月で1本程度の消費量。これでは大きな差が生まれづらいです。
うーむ。
なお、上の写真のLeaf、AI.netともに新瓶のボンベ。
ショップで時折売られている、ラベルなしの400円代のリサイクル品にありがちな、ネジ山が潰ている可能性が低く、レギュレーターの目ネジを傷つけることはない、というのがウリ。
が、これはわたしのみの経験かもしれませんが、昨年レギュレーターを交換するまでは、使用していたボンベは新瓶とリサイクル品をおおよそ半数づつ。そして、なんだかんだで十数年以上異常なし。むしろパッキンの方が先に寿命がくる始末。
余程酷くネジ山が潰れているボンベを、無理やりねじ込むことさえなければ一見問題なさそうです。
ただし、規格外品やリサイクル品を無理にねじ込んで破損した場合、おそらくメーカーの保証はきかないはずですから、あくまで自己責任の範疇。
もちろん、ボンベが開いた状態でネジがしっかりはまらなければ、高圧低温のガスが噴出するわけですから、ケガや器物破損の恐れあり。
以上の理由より、新瓶を使った方がいいに決まっています。
……
とまぁ、長々と書いてしまいましたが、チャームの通販で買えるLeafのボンベも、隣町のショップで以前購入してきたAI.netの物も共に新瓶。
大きな差がありません。
と、なればこのLeafガスボンベの利点はなにか?
通販ならではの利点
ここまで通販についてあれこれ書いてきたのでもうお気づきですね?
暑い真夏、上がらない体調、そして空になったボンベ。
しかし、CO2は植物の大切な養分。
これがなければ、光がいくらあっても糖やATPといったエネルギー通貨がつくられることはありません。いわば人間におけるコメ。
それを700円払えば、ウーバーイーツのごとく1本から届けてくれる。
しかも、チャームなら時間指定ができ、タイミングが良ければ翌日到着。これがこのCO2ボンベの最大の利点です。
「おーい! これだけ読ませて、結局は小売店のサービスの違いかっ!?」
という声が聞こえてきそうですが、リサイクル品と新瓶を比べるならまだしも、新瓶同士、汎用品同士で、おまけに中身は同じ気体ときたものです。双方を比べても大きな差は見受けられないのが現実です。
むしろ差を生んだのは業者のサービスのあり方。
たしかに、なんでも相談できる地域の熱帯魚屋さんを日ごろから贔屓にしたいところ。
ですが、それだけではどうにもならない時が絶対にやってきます。
その時のために、信頼できる通販ショップを探しておけば、必ずや助けになること間違いなし。
もしものときのために、一度は利用されてみてはいかがでしょうか?
……と、なんとか伝えたかったところに無事話を落として、今回のお話はおしまいです。
長文読んでいただきありがとうございました。
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