ルアーは初心者にはやっぱり難しい?
すっかり寒くなってきましたが、いかがでしょうか。
どうも、こんにちは。ごん太です。
今回は、前回紹介した川の小物ルアーゲームの苦労話……ならぬは愚痴。
前回のようなフワっとした話ではなく、リアル初心者が経験したことを忖度なく記していきたいと思います。
釣り初心者が感じた川の小物ルアーの気になる点
釣れない! 全然釣れないよ!
餌釣りと比べると全然連れません。
練り餌を用いた餌釣りとルアーの釣果を比較するとおおよそ5:1~20:1となります。もちろん、釣れないのはルアーですよ?
具体的に言えば、餌で1時間あたり20匹釣れる季節=梅雨から夏にかけてなら、時間当たり2匹。5~10匹釣れるGW後や秋なら1匹ということです。それ以下に晩秋、冬、初春となると……坊主の危険性高し!
さて、その理由ですが前回も書きましたが、いくつか原因があるようです。
わたしがもっとも感じたのは釣れるサイズの違い。餌釣りでは小指一本の稚魚から大物まで、すべての大きさが掛かる可能性があります。
対してルアーで釣れるのは大きな個体ばかり。
餌なら10匹中1匹釣れるか釣れないかの大モノサイズのみ掛かるから。つまりは餌とルアーでは対象となる個体数が圧倒的に違うわけで、そのため釣果が出にくくなっているようです。
また、スレやすいのも問題。
昨今メディアになどで、盛んに川の小物ルアーゲームは取り上げるようになりました。自分を含めアングラーは増える一方。ルアーに興味をもつ個体はそもそも大きく限られているため、何度もキャッチアンドリリースとなる運命にあるれば、そのうち学習してスレてしまうのは頷ける話。とりわけ、動画や記事に紹介されているような有名な場所では、釣れる個体の奪い合いになるので厳しいゲームになりがちです。
なるべく知られていない川を狙ってみるのがいいのかもしれません。
また、時間的な制限も困りもの。
時合いがはっきりとしている傾向にあります。昼でも反応がある餌釣りと明らかに違い、朝マズメ、夕マズメの太陽が差し込み方の変化でパタパタっと釣れ、その後音沙汰がなくなることが良くあります。こうなってしまうと粘っても場所を変えてもダメなものはダメ。納竿となります。
水温が上がり切り、暗がりでだましやすくなる、夕マズメが個人的にはおすすめです。
その水温ですが20℃以上はほしいところです。
以上のような理由があるために、誤解を恐れずに書くならば、
餌釣りとから転向すると、こんなに簡単な釣りなのにルアーで釣って楽しいの? と疑問を抱くこと間違いなし。
朝活などで時間に制限があるのなら餌釣りをおすすめしたいと思います。
が……、一匹でも釣れると、あっという間に魅了されるでしょう。もちろん、キャストが楽しいということもあります。しかし、考えを重ねて選んだ餌にも似つかない
人工物を、イメージした通りに川の中で動かせ、それに魚を食いつかせる。その時こそがルアー釣り最大の魅力
。
やればやるほどに、キャストも上達、釣果も上がる。日々成長していくことを実感できるすばらしさがあります。
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袖針で自作したアシストフックかかったウグイ |
敵はスピニングリールにあり!
ルアーを使った釣りでは投げ方も一筋縄ではいきません。
サイドキャストがあらぬ方向に飛んでいく、フリップキャストがてんぷらキャストになる、オーバーヘッドで自分の帽子を引っかけるなど、様々な問題が山のようになって襲い掛かってきます。しかし、
これらの多くは回数をこなすたびに解消へと向かっていきます。
一番の難敵はスピニングリール。
つまりは、糸ヨレからのトラブル。スプールにヒゲができたり、ティップで絡まりガイドにひっかかったり、ダマになったりと厄介ごとを生みやすい。
しかし、構造上どうしても糸ヨレができてしまいます。たしかに高価なリールなら回避できることもあります。が、それは扱いの慣れたベテランさんのお話。ドの付くほどの初心者さんの場合、無茶な操作がたたってリール側の性能だけで解決できないことがほとんどです。
これを解消には経験は元より、リールを扱う技術や知識が必要となり、釣りを始めたばかりにわたしを本当に悩ませました。
さて、ヨレでトラブルが生まれる原因は多岐にわたります。ざっと取り上げると、ラインの材質・太さ、劣化具合、キャストの弾道、フェザリングの有無、下巻きの長さ、ラインローラーのメンテナンスやボールベアリングの有無、ルアーの重さと空気抵抗、風向き……などなど、とてもではありませんが、釣り初心者には把握しきれないことだらけ。
それらを一つ一つに気づき、身に着けていくしか解消方法はありません。
糸ヨレは「フェザリングができていないから」とぶっきらぼうに片づけられることも多いですが、決してそればかりではないのです。
とにかく、問題点がフェザリングであろうがキャスティングの弾道であろうが、何回と絡まったラインを捨て、釣るはずの時間で糸をほぐすことになります。これでは、お金や時間の無駄にするばかりで、フィールドに何しに来たかわかりませんよね?
スピニングリールを放り投げたい気持ちになるかもしれません。
というわけで、釣り初心者によく効く糸ヨレに効果が高いと感じたの回避テクニックを4つだけ選び出して箇条書きにしてみました。
ラインはスプールエッジより1mm残す
→エッジがブレーキになりフェザリングの効果。飛距離はそのあと。
バイトがある範囲内で重いルアーを使う
→よく飛び、リトリーブ中も引っ張られるのでトラブルが生まれづらい。小さく軽い物が好ましい場合も多いですが、まずは無駄な時間をなくすべし。
ラインを川に流してヨレを解消
→ルアー・スナップを外してラインだけ流すだけで、流れに引っ張られてヨレがほぐれる。しかし、時間がかかる方法なので、釣り終わりの時に行うと次回が快適。
ラインローラーの改造
→自己責任だが、安いリールならボールベアリングを入れるとかなり快適。1個約2,000円弱もするが、おそらくもっとも効果の高い改造。
その他上記以外にも……
可能な限りラインは定期的に交換しましょう。
ナイロンラインは1月に1回、もしくは3~5回の釣行で新しいラインに交換すると、トラブルなく気持ちよく使えます。
最初のうちは何をしてもどんどん絡まってはバンバン捨てるので、みるみるうちにスプールがスカスカになるはずです。扱いに慣れてくるまでは、無理してヨレができづらい高性能のラインではなく、気持ちよく使い捨てられる安い物をお勧めします(例えばサンラインのクインスターなど)。もし余ったら、下巻きに使えば最後まで有効に使えます。
また、意外に忘れやすいのが、糸ヨレを起こしやすいルアーの存在。
川の小物ルアーゲームで該当するのはスピナーです。もちろん、最近の物は糸ヨレを起こしづらいと言われてます。これは私個人が経験ですが、調子に乗って荒瀬のダウンストリームでギュルンギュルン回していたら大惨事なことになりましたので、過信するのは禁物。
スピナーには、反応がいいルアーが多数です。リスクを承知して適切に利用しましょう。
と、いうワケで‥‥…
もー! 全然初心者向けじゃないよ!!
このリールなんとかならないのっ!
と投げ出しかけたことが、わたしもありました。しかし、これを体得できれば、スピニングリールでの渓流や管釣り、アジングメバリング、フラットフィッシュにロックフィッシュと夢が広がります。 今が頑張り時です。
ルアーで散財! 初期費用高め?
主力はスプーンで1個500円ほどです。
色は、ゴールド、赤金、黒金、オレ金。
と書けば、たった4種類の2,000円でいいの? これで無限に釣れるなら安いよね? と初心者なら思ってしまうでしょう。
わたしもその罠にはまりました。
が、実際には値段こそ安いものの多くのメーカーから出ており、1つのメーカでも多種多様の形状の製品が揃えられています。さらに、ブレードの色と重量などが違っており、スプーンを選びは沼そのもの。欲望になすがままにしていると、散財必死。
最初は有名メーカー1社1ブランドにターゲットを絞り込んで選んでおくといいでしょう。
そんな、沼を掻き分けて選んだルアーに待ち受ける恐ろしい結末は、地球を釣ること。
つまりロストです。初めて間もない頃はキャストもリトリーブもままならず根掛かり藪掛かりからの紛失は多発必死。たくさんある中から1つ選んだルアーを失うのは、不慣れなころは大変凹むものです。もちろん、次第にキャスト・リトリーブは上達し、根掛かりもほとんどなくなりますし、ロストの悲しみもいつの間にか慣れます。それでも、
最初はロストで散財すると思ったおいた方が心理的な負担は少ないでしょう。
なお、餌釣りならヘラブナ用やタナゴ用のグルテンを小分けにして持って行けば、1パッケージでほぼ1シーズン持つので大変リーズナブル。年間1200円で楽しめます。
やっぱり餌釣りの方が初心者向けと言えそうです。
また、小物ルアーは揃える道具が多く、費用も掛かります。
廉価なロッド(3,000~5,000円)と、それなりに使えるリールライン(5,000~8,000円)で合わせて8,000~13,000円。ルアーを軽くそろえて2,000~3,000円、ラインで1,000円、その他フックやスナップ、スプリットリングなどの小物もろもろ2,000円。
初期投資はだいたい15,000~20,000円程度となります。
対して延べ竿なら、カーボンなら5,000円、グラスなら2,000円、ハリスや道糸で2,500円。針にサルカンやウキ止めゴムなど小物に1,000円。ウキに1,000円。だいたい6,500~10,000円程度。ただしこちらはルアーでの浪費はなし。
ファッションでルアー釣りしたいならともかく、本気で魚を釣りたい超初心者さんには、安くて確実に釣れて安い餌釣りがおすすめです。
引きを楽しさはもちろん、合わせやタモ入れなど、バレないような竿の使い方など、釣れないと練習できないこともたくさんあります。まずは餌釣りでチャレンジしてみるべきでしょう。
となれば、小物ルアーは誰向けの遊び? となります。
=
渓流魚が釣れない時や、ワケあって海にいけない時のベテランさん向け
or
これからルアーゲームにチャレンジしたい人向け!
後者に当てはまるのは初心者さん。ここでキャスト方法やリールの取り扱い、ルアーのアクションや選び方など、他のルアーゲームで役立つことが盛りだくさんに学ぶことになると思います。しかも近所の川で実戦です。確かに餌釣りと比べると反応は渋いですが、将来の自分の釣りを考えれば、こんなに面白い練習方法はないはずです。
と、あれこれと批判的な意見(×)、一個人のボヤキ(◎)を一通り書いたところで、今回はここまで。
長文読んでいただきありがとうございました。
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